☆1 モンハンワールドアイスボーンを遊んだので感想 ワールド編

*本ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

はじめに

今更ですが、Steam版のモンハンワールドアイスボーン(MHWIB)を遊んだので、感想を書きます。

ワールド編とは言っても、微妙にアイスボーンで追加されてる要素もあるみたいで、

単純なワールドの感想ではないのでご了承ください。

良かったところ

アクションが面白い

前作のモンハンXXは、攻撃方法がどの武器も3スタイル(正確に書くとスタイルが3つなのはXで、XXは5スタイル)あるという感じだったのですが、

ワールドはその3スタイルで出来る通常技を上手いこと1つにまとめましたみたいな感じで、

そこからさらにクラッチという、モンスターに張り付くアクションも増えていて、

( クラッチクローを使ったアクションがアイスボーンの新要素みたいなので、このクラッチ関連のアクションと、今回は取り上げていないスリンガー全弾発射というアクション周りの行動が、おそらくアイスボーンじゃないと出来ない要素)

どの武器もコンボルートが複雑になり、出来ることが増えて面白くなっているように感じました。


格ゲーで例えるとわかりやすいと思うのですが、

前々作の4Gまでは

パンチとキックだけのゲームだったのが、

前作のモンハンXXでは

パンチと必殺技があるけどキックがないスタイル、

キックと必殺技があるけどパンチがないスタイル、

どっちもないけど必殺技が他より強いスタイル

の中からどのスタイルを選ぶ?

みたいな感じになり、

(全武器全スタイルを使ったわけではないので全然違うかも)

今作のワールドだと

パンチとキックとちょっとした必殺技が出せて、更にアイスボーンだと空中コンボと特殊技まで使えちゃう!

みたいなゲームになっています。

新時代のモンハンな感じで良いなと思いました。


一応誤解の無いように補足をすると、モンハンXXまでのアクションがつまらなかったというわけではなく、

面白さの方向性が違うように感じた、というやつです。


格ゲーだと伝わらないかもしれないので他のゲームでも例えると、

今までテトリスだったのがぷよぷよに変わったというくらい、

ゲーム性が変わっているように感じました。

モヤモヤポイントが結構改善されてる

アクションボタンを押さなくても自動で段差や壁のツタを登れたり、

不自然なデザインの段差がなくなっていたりと、結構な改善がされています。

ペイントボールも廃止で、クエスト開始後にモンスターを発見したら、その後は追跡可能になる様になりました。

次回作のライズだと、最初からマップにモンスターの居場所が表示されていて、モンスターを探す必要すらなくなっているのですが、なんか物足りなさを感じたので、個人的にはワールドの方がちょうどいい塩梅だったかなと思います。

雰囲気が良かった

いつもよりもマップが広くて複雑になっているおかげか、

モンスターがその場所に生息しているみたいな雰囲気が増しているように感じました。

あと、用意されているクエストを選んでスタートじゃなくて、

調査ポイントを貯めてクエストを開放という回りくどい方法になっているというのも、

個人的には良かったなと思いました。

ダメージの数値が出るようになった

かなりの革命だと思うのですが、ダメージの数値が表示されるようになり、

どれくらいダメージが出せてるかが数値で分かるようになりました。

前作のXXまででも、ゲーム外で攻略情報を集めたりすればどの攻撃をしたらどれくらいのダメージが出せるのか等分かりはしたのですが、

今作からはゲーム内でも調べれば分かるようになったというのが、個人的にかなり良かったなと思いました。攻略は基本見たくないタイプなので。

トレーニングルームがある

アクションが増えてコンボが複雑になっているわけですが、まさかのトレーニングルームで操作の練習が簡単にできます。

爆弾を使わないとカウンターの練習はできないので、ライズと比べたら物足りないのですが、それでも総ダメージ表示と技名の表示、コンボルートの表示等、

十分な機能はあって、良いシステムだなと思いました。

グラフィックが良かった

ワールドは全体的にリアル調に作られていて、モンスターの質感も良く、

風景も綺麗で、映像面に力が入っているように感じました。

難易度がちょうど良かった

自分はライズも含めて6作品(IBとSBも含めると8作品)モンハンを遊んでいるのですが、

ソロで遊んでいて、ワールドが一番難しすぎず簡単すぎずで、ちょうど良く感じました。

今作から、クエストを受けている人数でモンスターの体力が変動するようになったのですが、

この仕様、かなり大きいです。

良くなかったところ

一緒に買った人と共闘できない

協力ゲームにおいて、これって結構欠陥だと思うのですが、

ストーリーに関係のあるクエストの時、

助けに行く側がそのクエストを未クリアだった場合、同行できません。

つまり同時にゲームを買った場合、どちらかが先にストーリーを進めておく必要があり、

ストーリーを進めてしまうと装備を強くできてしまうので、

友達と一緒に初回クリアの達成感は味わえません。

ソロ目線だとDでもE問題点。

リアルが過ぎる

某Yakuzaな6でも思ったことですが、肌の感じをリアルにしようとした結果、

キャラの顔がアップになった時などに、「こいつ肌荒れてるな!」と結構気になる感じになっていました。

まあ、自分のグラフィック設定が良くなかったというのはあるかもしれないし、

世界観やゲーム内容的にはこっちの方が合っていると言えば合っていますが。

自分は対策として、顔面パックのような化粧で顔をわずかに光らせて誤魔化したのですが、

そういうところもある意味リアルなのかなと。

操作が難しい

自分は面白いと思えたのですが、ライト層目線だと少し操作が複雑すぎるんじゃないかなと思いました。

それに、面白いと思えた自分ですら、メインで使ってるスラアク以外の武器種は、

「この使い方で良いのかな?」という感じだったので、

他の武器を使ってみるハードルが結構高いんじゃないかなと感じました。

まあ、この使い方で良いのかな?はいつものことですが。

拠点が広すぎ

いつも通り、クエストに出発する前の拠点として今回はアステラという拠点があるのですが、この拠点、無駄に広いです。

1階で色々やって2階で装備作って3階で食事を食べて出発!という感じなのですが、何をするにも結構距離があります。

雰囲気はかなり良いのですが、ゲームとしてはちょっと…という感じ。

ちなみに、アイスボーンの拠点はこぢんまりしています。

マップが複雑すぎる

このゲーム、導蟲という道案内をしてくれるカーナビみたいなナビシステムがあります。

これがどういうことかというと、このモンハンワールド、

マップが広い上に結構複雑です。

1つのマップが今までのモンハンのマップを2つ3つくっつけたみたいなサイズと難解さをしていて、

この機能に頼らないとわりと厳しい複雑な構造のマップをしています。

まあ、全く覚えられないという程でもないのと、

後半になればなるほどマップはシンプルになっていくので、そこまででもないのですが、問題はこの次で…

ナビシステムが残念

目的地を設定するとその場所まで案内してくれる導蟲なのですが、

ハンターがモンスターに絡まれるとナビを中断して消えます。

簡単に言ってしまうとポンコツです。

さらにこのナビなのですが、ゲームの雰囲気を壊さないためにか、

蛍光黄緑な感じの色をしていて、

背景と同化して見難かったりします。

さらにさらにもう1つ欠点を挙げると、このゲーム落ちてるアイテム等にもムシが飛んでいって

「ココになんかあるよ」と教えてくれるのですが、

この知らせるムシも道案内と同じ色で、

見難い色で案内されてもどこに落ちてるのかわかり難かったりもします。

自分で好きな色に設定出来るとか、もうちょっと何とかして欲しかったなと思いました。


道案内について行ってたら、どうでもいい落としものに釣られて、

落ちてるものは見つからず、

動いた先で敵に遭遇して目的地までのルートが消えて迷子。

というコンボは、自分は結構くらいました。

解決策としては、マップをそれなりに覚える、です。

ガーディアン装備がお節介がすぎる

ゲームのアップデートをすると「アイスボーンまで駆け上がり!」という名目で、

カプコンおすすめのガーディアン装備というものが簡単に作れるようになるのですが、

この装備が強すぎます。

ワールドクリアまでの、最強装備と変わらない性能の装備が簡単に作れてしまうので、

せっかくのワールドの面白さが台無しになっていると感じました。

2周目以降には助かったりするのですが、初回プレイ時は封印が吉です。

某巨大モンスターが残念

名前は伏せますが某巨大モンスター、今までの巨大モンスターの中で一番微妙でした。

相手が帰るまでマップを走り回って砲弾発射の指示を出すだけって…

しかも途中で現れるストーカーさんはどこに現れたか分からずで、アタフタしてたら定時で帰っちゃうし…これ道案内必要だったでしょう…

どちらとも言えないところ

ちょっと物足りない

ワールドの範囲だと、やっとストーリーが盛り上がってきたな!と思ったら

そこで終わってしまったので、

しっかりとやるのであればアイスボーンまでやるつもりでいた方が良いのかなと個人的には思いました。

まあワールド本編をやるだけで40時間は遊べたので、十分といえば十分なのですが。

ソロ専用クエストがない

いつもだとあった1人用のクエスト、いわゆる里クエストが今回はないです。

ないので、初めからそこそこの強さのモンスターが出てきて、オンラインに放り出されます。

チュートリアルなしで最初から本編みたいで、個人的にはこれでも良いのかもなと思いました。

オンラインの仕様がいつもと違う

いつもはオンラインでやりたい時に4人部屋を建てて、入ってきた人たちでクエストに行きましょう!みたいな感じだったかと記憶していますが、

ワールドでは、ゲーム開始時に16人部屋を建てるか入るかして、あとは各々でご勝手に、みたいな感じになっています。

少しうぇいうぇいしてるなと感じました。

入室制限をフレンドのみにするまでは、急に知らない人が同じ部屋に居たりして焦ったりしました。

クエスト中にアイテムボックスの中身が取り出せる

これも結構革命だと思うのですが、一部のクエストを除いてほとんどのクエストで、クエスト中でもアイテムボックスからアイテム補充ができます。

つまり回復し放題です。

「それって良い事じゃない?」となると思うし、実際良いことではあるのですが、

「いくらでも回復できるから少しくらい火力高めでも良いよね?」みたいな制作側からのメッセージ的なものを自分は遊んでいて感じました。

分かりやすく言い換えると、モンスターの火力が高めに感じました。

アイテム補充とか考えつかなそうな初心者には厳しいゲーム性になっているんじゃないかなと。

まあ最近のゲーマーは賢いから問題ないか。

マップがシームレス

「はたしてマップが区切られていないのにモンハンなのか?」という疑問はさておき、今までワープしていた通路部分を今作からは自分で歩く必要が出てきて、ちょっと面倒だなと個人的には思いました。

マップを覚えた頃には、そこまで気にならなくなりましたが。

まとめ的な感想

「こんなのはモンハンではない!」と思っていた側の人間だったのですが、ちゃんとモンハンで、

しいて言うなら新時代のモンハンではあったなという感じでした。

前々からターン制のアクションRPGなゲームだとは思っていたのですが、ワールドでさらにRPG味がましたなっていうのと、アイスボーンに至ってはもうオンラインゲームだなという印象でした。

内容が面白かったばっかりに、ガーディアン装備が本当に勿体ない。この装備、言ってしまうと公式が配っているチート装備です。

初心者がこれに手を出すと、チュートリアルのような難易度の上級までを基礎的な知識をほとんど学ばずに駆け上がり、高難度のアイスボーンに放り出されます。

残念に感じたのは個人的にはこの装備くらいで、

他にも挙げるとするならば、ほぼ同じ理由で、マスターランクのハンターが下級クエストをプレイ中のハンターを救援するように仕向けてあるのもあんまり好きではないかなと。

(助ける実績があるのと、助けると何かアイテムが貰える)


あとワールドを人におすすめする際に、アイスボーンというスーパー大味な問題作も付けた方が良くなってくるのですが、

これがどう問題だったのかについては後日また書きます。

先に結論だけ書いておくと、アイスボーン、自分は好みな内容でした。ただ「モンハンか?」と言われると…

追記

書きました。

コメント