前置き
最近「自分はブログを始めて何がしたかったんだろうか」ということを考えていて
ついに思い当たった答えが
「超魔界村を広く布教することなのではないか」となったので
色々書きたいと思います。
オススメな理由
その1 操作が簡単
このタイトルを聞いたことがある人からすると
「え、超魔界村ってあの難しいで有名な奴でしょ?」
と思うかもしれませんが
実はこのゲーム、操作が簡単で、しかもアクションゲームとしてかなり良く出来ています。
個人的には、スーパーマリオブラザーズよりもさらにオススメ。
(スーパーマリオもオススメといえばオススメですが、マリオの方が実は操作が難解だと思います)
その2 スーファミ以外でも遊べる
このゲーム、制作側も人気があると分かっているのか謎にカプコンが推していて、
スーファミ以外のハードで、超までの3作をまとめたものを出していたり(しかも5回くらい)
少し前に発売されたミニスーファミに入っていたり、
ニンテンドーSwitchオンラインの特典のスーファミオンラインにも入っていたりと
遊べる機会が結構あるというのもおすすめポイントとしてかなり高いです。
特に、最後のスーファミオンラインに入っているという部分がデカくて、
これはSwitchを持っていてニンテンドーSwitchオンラインに加入していたら無料で遊べるので、
超魔界村は今現在、結構気軽に触ることができるゲームになっています。
その3 簡単に仕切り直せる
超魔界村はスーパーマリオのようにステージクリア型で、パワーアップの方法も結構似ていて、すぐに最大強化状態になれます。
さらに、武器や鎧等のアイテムが出る宝箱が、ほとんどのステージで復活ポイントからすぐ近くに用意されています。
つまり、敵にやられたり装備を間違えたりしても仕切り直しが簡単です。
唯一仕切り直せないのがステージ4後半で、このステージだけ宝箱がないので、後半に入った時の装備でクリアする必要があります。
大体の人が誤解していること
超魔界村は難しいゲームとして有名で、プレイ動画が結構あってたまに見ていたりするのですが、
コメントを見たりしていて個人的に気になる点がいくつかあったので挙げていきます。
鬼畜ゲーである
これがやっぱり一番大事だと思うのですがそもそも超魔界村、
難しすぎず簡単すぎずな丁度良い難易度をしていて、
しかもかなり丁寧に作られています。
「プレイすることが苦行」みたいな評価をたまに見る気がするのですが、
個人的には全く納得がいきません。
周りの言葉に流されずに一度遊んでみてください。
理不尽
理不尽って「強すぎる敵」とか「倒せないところから強攻撃を仕掛けてくる」とか、そういうのだと思うのですが、
知ってたら避けられる「初見殺し」ははたして理不尽なのでしょうか?
自分としては、リカバリーが簡単な場合はそうでもないかなと思います。
しかも超魔界村の初見殺しの場合、実は丁寧に何か前振りがあります。
個人的に超魔界村までの「魔界村シリーズ3作」で理不尽だなと思う要素は、初代魔界村の「急に絶対避けられないスピードでタックルをかましてくるボス達」くらいで
それ以外は大体解決策があって、その状況に陥っているのはプレイヤーの判断ミスが原因だと思っています。
何なら、自分が知識不足なだけで、この初代魔界村のボス達にタックルされない方法も、何かあるのかもしれません。
操作が難しい
超魔界村でゲーム中に使うボタンは
十字キーとジャンプボタンと攻撃ボタンだけで、
動きは
攻撃、ジャンプ、ジャンプ中にさらにジャンプ、ジャンプ中に攻撃、
黄金の鎧時に攻撃ボタン長押しで離すと魔法、横移動、はしご上り下り、
あとはしゃがみ、しゃがみ攻撃だけなので、かなりシンプルなゲームです。
(他は凍ったときにレバガチャくらい?)
果たして難しいのでしょうか。
最近のゲームは、こんな数行では到底書けないくらい操作の種類があり、複雑で難しいように思います。
ジャンプが難しい
これもよく見たり聞いたりするのですが、主人公アーサーのジャンプの動きをよく見てください。
実は通常ジャンプも空中ジャンプもジャンプの距離は一定です。
ボタンを押してる長さで飛ぶ距離が変わるジャンプキングとは訳が違います。
このジャンプの距離1つをぼんやりとでも覚えるだけで、ジャンプする前から着地場所を大体予想出来るようになります。
「マリオの方が簡単」という形で、比較対象として良く出てくるスーパーマリオブラザーズですが、
あちらは通常ジャンプとダッシュ中のジャンプで高さや飛距離が変わり、
さらに、ジャンプ後空中で慣性が掛かっていたり、動きを制御出来たりするので、着地場所が読みにくいです。
どちらの方が操作が難しいか聞かれたらマリオの方に軍配が上がるのではないでしょうか。
ボウガン(弓)が強い
これ、騙されています。
自分は今まで結構色々なサイトやプレイ動画等を見ましたが「弓が弱い」というのを一度も見たことがありません。
誰とも話したことがないので個人的な評価になってしまうのですが、
自分はこのゲームで1番の地雷装備はこのボウガン(弓)だと思っています。
理由を挙げると
- みんなに使える装備だと思われている
- 威力が弱い
- 強化前は正面が攻撃できない
- 強化版が特に残念で、誘導が強いくせに旋回能力が低く、しかも無敵部分でも狙うので、思った方向に飛んでいかない
- 強化弾が円を描いて画面内に留まるときがある
- 魔法が非攻撃技
少し考えただけでダメな所がこれだけあります。
1つ1つ解説もすると
1.「使えると思われている」ということは
予想と現実とのギャップが激しくなり、ガッカリ感がデカくなります。
出来杉君だと思っていたら出来な杉君だったらかなりショックですよね。
2.「威力が弱い」は、強化前のあの矢1本の威力が初期装備のランスの半分の威力です。
威力が弱いと敵を倒すのに時間が掛かってしまい、被弾する可能性が増えます。
「2連射出来るから4本出るよ!」と思いがちですが、軌道的にほとんどの相手に両方はまず当たりません。離れてだとなおさら。
「近付いたら2発当たるよ!」というのは一見正論っぽいですが、2の「威力が弱い」の部分と相性が悪く、敵が倒せず体当たりされる原因になります。
(そもそも「敵に触るとダメージ」なゲームなので、敵には近づかない方がいい)
強化版も、3発攻撃が出て威力も倍増しますが、連射ができなくなり、
3発ある内の真横以外の2発が、上とか後方とかの前方以外の敵まで狙い出すので、ほとんど当てたい相手に1発しか当たらないような軌道になります。
3つ目の「正面が攻撃できない」というのは結構重大な欠陥ポイントで、
そもそも真横に攻撃することを前提に作られているゲームなので、真横を攻撃したい場面が多くなるように作られているわけですが、
一番大事な場所が攻撃できないということになります。
しかも、23度くらいと40度くらいの角度で矢が飛んでいくので、微妙に読みにくい軌道をしています。
「強化版があるじゃない!」と思いがちですが、あの攻撃、実は画面内に弾が1発でも残っていると次の攻撃が出せません。
5.「画面内に弾が留まるときがある」からも何となく分かる通り、なかなか全ての弾が消えなく、いつ次の攻撃が撃てるかが分かりにくいです。
「とにかく攻撃していないと安心できない」というアクションゲーム初心者ほど、この「連射できない」というトラップに引っ掛かり、目の前の敵を倒せなくて体当りされます。
最後の「魔法が非攻撃技」というのは、一見微妙くらいで済んでるように感じるかもしれませんが、実はかなりの欠陥です。
この超魔界村の魔法はどの武器でも、共通している部分がそもそもびっくりするくらい強力で、
「魔法を使用中は無敵、使用後もアーサーが点滅中の数秒間は無敵」
という、簡単に言うとチート性能をしています。
にもかかわらず、このボウガンの魔法の効果は
「隠れた宝箱を見つける」
という残念な性能です。
どこで宝箱が出るかを知っていたら、まず使い道がありません。
さらに残念なポイントは、この魔法を使わないと出せない宝箱はゲーム内に1つしかなく、
しかも、普通に宝箱が多いステージです。
つまり使う必要なし。
ということで、ボウガン(弓)がかなりの大罪人であるということが伝わったのではないでしょうか。
見ただけで使えなそうと分かる「たいまつ」や「クロスソード」達の方がまだ罪は軽いです。
一応、強敵のレッドアリーマーが倒しやすかったり、ステージ7で他の武器よりも明確にボスを倒しやすかったりといった良い所もあるといえばありますが、
実はこのゲームのレッドアリーマーは戦う必要のある場面が少なかったり、
2周目のステージ7は決まった装備(真横に弾が飛ぶ)で攻略する必要があったりで、(ステージ7にレッドアリーマーも居る)
簡単に言うとボウガンを使って楽をすると終盤の練習にならないので、結局は後で痛い目にあいます。
❲というか自分からすると、ボウガン使ってもそこまで楽じゃないと思うのですが…)
ゲームが分かってくるまでは、黙って最強装備の短剣だけを使っておきましょう。
前作みたいに上下に攻撃できないからムズい
※大前提として前作の大魔界村は、上攻撃と下攻撃という攻撃方法があります。
よく考えてみてください。
無くなったということは、無い状態で楽しめるように作られているということになりませんか?
実際に上下に攻撃しないとどうしようもないと思える場面は、
ステージ4の壁の中に敵が入っちゃって避けにくい動きをして迫ってくるとき、くらいしか思い付かないです。
横しか攻撃できないというのは、やらないといけないことが減っているので、むしろ簡単になっています。
2周制度が辛い
ラスト手前で始めからやり直しになるという、いわゆる2周制度。
これ、1周クリアできた方は騙されたと思って2周目も遊んでみてください。
まったく変わらないと思いきや、実は1周目よりも少し難しくなっているのですが、
「あれ、こんなに簡単だった?」
となると思います。
それを1回しかやらないような人に味わって貰うためにも、2周制度は普通にアリです。
あと、ボリューム的な意味でも2周くらいの長さがあった方が、自分は丁度良いと思います。
超魔界村がアーケードゲーム
ちょっと見かけました。
大体の人は誤解していないと思いますが一応。
超魔界村はスーパーファミコンのソフトであって、ゲームセンターのゲームを移植したものではありません。
つまり「クリアできるかな?」的な、ゲーム会社からの挑戦状みたいなゲーム性ではなく、ユーザーフレンドリーなゲーム性です。
なので、普通に楽しめるような難易度で作られています。
まとめ
ということで紹介という体で、このゲームに対する誤解を晴らそうと思ったのですが、どうだったでしょうか。
弓が地雷は、ずっと思っていることだったので、ちょっと色々と詳しく書き過ぎました。
このゲーム、理不尽な要素はわりとマジで無く、原因を辿ればちゃんと解決可能で、本当に面白く作られていると個人的には思うので
少しでも気になった方は、ぜひ遊んでみてください。
追記
ゲームをプレイする際に、結構重要な知識をまとめてみました。
クリア出来なくて困っている方は、良かったらそちらの方も見てもらえればなと思います。
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