MGS5:TPPをやっての感想と考察というか見解 後編

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はじめに

今回もネタバレマシマシです。ついでに言うと、前編の感想からの完全に続きというか、

未収録のミッションのことについて思うことは前回の感想と共に書いてしまったので、前編から読んで頂けた方が良いかもしれません。

前編↓

本題

前編で自分の感想は書いたのですが、実はその感想をブログにまとめようとした際に、

的外れなことを書いていたらアレだなと思って他の人の感想も見ておこうと検索していたところ、とんでもない記事が見つかりました。

(気が付いたらページがなくなっていましたが、閲覧方法は5行くらい後に書いたので、それを試してみてください)

お探しのページは見つかりませんでした | 特集 | WebNewtype

この記事を読むとわかるのですが、

自分の解釈はだいたい間違ってなかったっぽいなということと、

さらに、プロは一歩踏み込んだ解釈をなされていて、

「なるほど、そういうことだったのか!」と思わされました。

とりあえず向こうの記事を見て頂ければと。

自分も大体同じ見解に落ち着いた、という感じです。

(古いからページがなくなったのだと思うのですが

さっきのリンクのアドレス: https://webnewtype.com/special/metalgear_yano/

をインターネットアーカイブで検索すると今でも多分読めます)

つまりどういうこと?

小島監督の当時のツイート↓

簡潔に要点だけをまとめると

初代メタルギアのBIGBOSS = プレイヤーが生き続ける限り、メタルギア2のストーリーが始まらず終わリに向かわない。

これが小島監督が言うところの、

永遠の空白

ということなのではないかなという感じでした。


つまり「未完だったのか?」についての見解は、

MGS5は、そもそもメタルギアの歴史を、MG~MGS4の未来とは違う未来にするために作られていた。

みんなの心の中に居るBIGBOSSが生き続ける限り、メタルギアという作品は終わらない、つまり未完というのが私の見解です。

FOBってなんだったの?

これも、冒頭に紹介したプロの解釈と大体同じ結論に至っていたので、

はたして自分の見解を書く必要があるかは謎ですが、一応書いておきます。

オンライン要素のFOBって、プレイヤーが1人1人それぞれ自分の国を持つっていう、

ゲームならではの疑似体験だと思うんですよね。

で、前編でも書いたのですが、このゲームは資源が終始足りません。

資源が全然足りないことによって、資源が潤沢な他国から略奪したいという欲が出てしまい、

奪われたらやり返しをする、復讐の連鎖が出来てしまって争いが生まれてしまうという、

現実世界でも同じことが起きているんだなと、かなり考えさせられる仕組みになっていると自分は思いました。


ちなみにここまでのFOBの見解は、本来の狙いはこうだったんだろうという予想なだけで、

現在のFOBは、イベント海域という運営の用意したFOBが登場していて、

いわゆる資源をいくらでも持っている宇宙人がずっと襲来している状態なので、プレイヤー間での争いがおそらくなくなっています。

自分は2ヶ月くらい前からPC版のサーバーに参入させて貰いましたが、

少なくとも、今日まで全く襲われることはありませんでした。

あまりに襲われないので、

「誰かに襲われるために核作っちゃおっかなー、でもそれは流石に止めとくかなー」

と思わされる

凄いオンライン要素だなと思いました。


このFOBのことを考える、からさらに発展して現実の世界について考える、

というところまでが2章の内容なのではないでしょうか。

つまり、完結してない = 未完ってことですね。

スケールがでかすぎる。


ということで、私の見解でした。

とりあえず「白鯨」を読んでみたいなと思いました。

追記

書き忘れていたので追記。

開発の当初は5章まであったから未完成~という話をどこかで見たのですが、

冒頭の記事にある通り、開発の途中でストーリーが書き換わっているみたいなので、

5章までないから未完成品だと決めつけるというのは間違ってないか?っていうことと、

もし書き換わった後に5章まで予定されていたとしても、

本編以上に盛り上がるポイントってもう思い付かなくない?って思います。


さらに、もっと無茶苦茶なことを言うと、

MGS5はそもそも初代メタルギアを作ってるときには考えていない後付け設定なんだから、ちょっとくらいは辻褄が合わないところがあったとしても、もうパラレルワールドってことで別に良くない?ワームホールで転送したりする世界観だよ?

というのが

個人的な見解でした。

追記2

さいごに、ファミ通のページでも答え合わせみたいな過去の記事が目に入ったので、引用させていただきます。

 最後に、以前小島監督にインタビューをした際、あまりにも作品の核心に触れているため、カットとなった発言を掘り起こしてみたいと思う。

小島監督 今回の『MGSV』で物語(伝説)をプレイヤーに渡します。これによって、MSX2版『メタルギア』のBIGBOSSにプレイヤーがなるわけです。そして、自分の意志でゲームを進め、マザーベースを育てていきます。ですので、プレイヤーはBIGBOSSとして“戦争”や“平和”というものを考えながら、新しい物語を自分で作ってほしいと。これまで、メタルギア・サーガをゲーム制作の中で紡いできましたが、これからはプレイヤーひとりひとりが考え、自分なりの物語(伝説)を考えていただければ、という思いがあります。

『メタルギア ソリッド V』はあれで終わりなのか? プレイヤーにはまだやるべきことが残されているのではないか【ネタバレ注意】 より引用

この記事からもわかる通り、ゲームを遊んだ人に、世界平和について考えるきっかけを与えるのが狙いだったのかなと、自分は思いましたとさ。

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