マザボを再購入した話

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前回までのあらすじ

なんとなくCPUを新しくしたくなり、マザボとCPUとメモリの3点を購入したモリオさん。頑張って組み上げてみたところ、電源を入れる時だけ少し調子が悪くなったりしながらも順調に20日ほど動いた後に、急に電源が入らなくなる。

色々な行動の結果、これはマザボの初期不良なんじゃないかとアタリを付け、保証での交換の依頼をしてみることに。

しかし、物を送ってから2週間経っても全く連絡がなく、「どうせ初期不良なんて無くて組み立て中にどっか破壊をしていて、交換もして貰えないんでしょう…」と心が荒んでいってしまう。

実はCPUの方も、組み立て途中で畳の上に落としたり、ちゃんと嵌ってないのにレバーをグイグイ下げてCPUソケットで挟んだり等、結構酷い事をしていた。

CPUの無事を確認したさもあって精神の限界が来てしまったモリオさんは、ついに新たなマザーボード購入に手を出してしまうのであった。


余談ですが、交換依頼をしたマザボはやっぱり初期不良だったみたいで、同じ型番の違う商品(箱と取説のデザインがちょっと違った)が、今回の組み立て作業の3日後くらいに無事送られてきました。

という事で今回買ったもの

マザボ ASROCK B760M PG Lightning/D4

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前回は、使っていたパソコンのマザボがASUSのものだったので、あまり考えずにASUSのマザボを購入したわけですが、初心者な自分にはちょっとあのモデルは相性が良くなかったみたいで、せっかくならメーカーも変えてみようというのもあり、今回はASROCKのマザボを購入してみました。

決め手になった部分は、B760mの中で手頃な値段のモデルはメモリスロットが2つばっかりな中、こいつは4つなところ(ぶっちゃけ2つで十分だけど、結構初めから壊れてそうなイメージがあって、4つあった方が良いなと思ってた)と、ボタン電池が見えるところ、LEDインジケーター(どこに異常があるかがランプの点き具合で何となく分かるという機能)が付いていたという部分です。

簡単に言うと、前回買ったパーツが使えて作りも似てそうなもので、無くて困った部分が付いてたものだったので、このマザボを選びました。

キャピキャピはしてなさそうなパッケージ

PCケース Thermaltake アルミニウム ブラック Versa H17 ミニタワー型PCケース

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「マザボの入れ替え面倒だし使わない方の保管しておく場所も無いしで、もうケースも買っちゃう?」という理由で購入。幅は同じですが、縦と横の長さが70%くらいになり、結構軽くなりました。(前のが重すぎたのもある)

前側の位置を合わせるとこんな感じだった

「低価格な割にちゃんとしている」で有名なケースみたいで、レビュー動画がたくさんあり、それを見ていたら普通に欲しくなりました。

「2.5インチのSSDはどうやって付けるんだ…」と思ってたら、ケースに張り付けるという付け方で、結構予想外だったのですが、下の方のSSDのマザボに付ける方のSATAの端子が結構ギチギチで、隣くらいの場所にしかないものだと大変かも。

この画面の中央、ケーブル類で隠れてる辺り、グラボで隠れてる辺りにSATAポートがあるけど、めっちゃ近い

今回違う位置にもSATAポートがあるタイプのマザボだったのですが、グラボが邪魔で指が届きませんでした。これの為にわざわざグラボを外すのも面倒だったので、ギチギチのところを使っているわけですが、それなりに心配です。
こんな悩みもM.2SSDだと全て解決なので、もうM.2SSDの時代なのかもしれません。

一応今SSDが付いている場所の反対側にもSSDが付けられるみたいなので、裏側に付けるのもありかもしれません。

四隅の三カ所にネジで足を付けて、ケースの穴に足を入れてスライドさせて付けるという仕組みなのですが、開ける部分のネジの位置が表と裏で違かったので、自分はネジの移動が面倒でそのまま表側に付けました。裏側はケーブルが邪魔してスペースも無かったし。

外箱でもまだ小さい

CPUファン Thermalright Assassin X 120 R SE V 2

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さっきちょっと映ってた奴。最近買ったマザボが半月で使えなくなって、前のパソコンに戻したら水冷クーラーの液体が流れなくなっていたので、使い回せば良いかと同じようなものを購入したばっかりだったのですが、

前のPCから取り外して付けたらまたマザボに異常が出て、またまた前の環境に戻すことになったりでもしたら正直面倒だなと思い、数千円で交換の手間が無くなるならと、思い切ってまた買ってしまいました。ついにゲーミングデビュー。

土台を付けてその上に固定するだけなので、簡単に折れるプッシュピンタイプより失敗が無く、付けるのも簡単に思う。

気温が20℃くらいの今、ファンの向きを間違えていて逆向きの時でも普通に30℃台に冷えていたので、このCPUだとヒートシンク部分だけでも結構戦えそう。

向きが逆だったの図

ファンのケーブルが4PINの1つだけで、CPUファンの場所に付けたら普通にLEDも付きました。

実際に見るともう少し暗め。淡い光で光っていて、想像していたよりも落ち着いた明るさで、結構好みでした。ライティングは動いたりとかなくずっと変わらず。(知らないだけでマザボの設定とかで変わるかもですが)

スマホ画面みたいに、真っ暗な部屋で天井が明るくなるくらい眩しかったりするのかなと思っていたのですが、ケースから光がギラギラと漏れたりもせず、覗くとちょっと光ってるのが見える程度の優しい明るさでした。

最近の屋台とかこういうライトよく点いてそう。


ケースファン Thermalright TL-C12CW-S CPUファン 120mm (3個)

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PCケースにファンが1つ付いているのは知っていたのですが、結構うるさいんだろうなと思って交換用に購入。

これとエアダスターだけ家に届くのが遅かったのと、「ケース付属のファン、そんなにうるさく無くね?」という理由で今回は使わず。白なのは、これだけなぜかジュース1本分くらい安かったので、値段だけみて買ってしまいました。

あと見送ったのには、こいつも光っちゃうと、本体の中心にあるCPUファンのライトが後ろから見えなくなるなという理由も、あるといえばあります。

3つなのは多めに買っといた方が良いかなという理由なのですが、まさか1つも使わないとは思いませんでした。

買うだけで満足してしまった侍。もっと言うと、箱を開けたらケーブルがいっぱいで、そっ閉じ侍。

ケーブルがいっぱいだったの図


エアダスター 近与(KONYO) SUN UP エアーダスタースプレー SAD-350 350ml

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前回要らないかなと思って買わなかったのですが、やっぱり必要そうだったので購入。ケースファンのところに書いた通り、こいつも少し遅れて送られて来ていて、「届くのを待ってられるか!」と作業を始めてしまっていたので、結局使いませんでした。

あと「遅れて」と書いてますが、これには語弊があって、自分は頼んだ際に、実際に届いた日の1日後に届く予定で行動をしていたので、むしろ1日早く届けて貰ってます。

これだけ上げないのもなので写真

今回つまづきそうになった点とか苦労した点とか

そもそもどう手を付けて良いかが分からない

箱からPCケースを出すと、ケースファンが付いている以外はケースから電源ボタン等の細かいケーブルが8本くらい伸びているだけで、取説も小さい文字で読むことあたわず。どう配線をすれば良いのかという部分からいきなり悩みました。

この問題は、たくさんあるレビュー動画のおかげで、どこからケーブルを出したら良いかが何となく分かったので、いくつか動画を検索して視聴してみると良いと思います。

一応自分が今回やった事をまとめると、ケーブル類をフロントパネルのコネクタ系とその他でやんわりと仕分けしながら結束バンドで1つにまとめて、とりあえず裏側に固定という事をしました。


裏側の配線。青いマジックテープのバンドの辺りに普通の結束バンドでケースに張り付くように1つ留めてます。多分。そしてその辺りの左のスペースが、第3第4の2.5インチSSD貼り付けポイントみたいです。多分。

ケーブルがぐちゃぐちゃでよく分からん!

上の方

下の方。ケースのこっち側はあまり開けないと思うので、ちゃんと動く配線に出来て、線を挟んだりせずに閉められてるなら、もうそれで良いんじゃないかなと。

下の方
PCケースのスペーサー2つの取り付けが必要

今回購入したPCケース「Versa H17」は、Micro-ATX用のスペーサーは殆ど始めから付いているのですが、2つは自分で付ける必要があります。(スペーサーはネジを受ける部分みたいな奴)

Micro-ATXの右上と右下の位置、ケースの中央辺りにある部分です。組み立て動画を見ていたら「このケース、二ヶ所のスペーサーを自分で付ける必要があるんだよねー」みたいなことを急に言い出して「え!?」と思ったのですが、

「Micro-ATXは2番ねー」みたいな感じでケースに説明と数字があって、スペーサーはネジと同じ要領で付けるだけなので、普通に簡単でした。

知ってるか知らないかが重要なタイプの情報だと思います。

CPU、マザボを立てたら相変わらず外れる

初回組み立て時、「よし終わった!」と思って横に寝かせていたパソコンを立てたら、急にCPUが外れて畳に落ちるという事件が起きました。

2回目の今回、マザボをケースに固定する前に先にCPUを嵌めておくという、ベテランがやっていた方法の真似をして、しっかりと警戒をしながら「よしケースに固定するぞ!」と持ち上げたところ、またもや「ガコン!」とCPUが急に外れて落ちました。

2回落として分かったのですが、今回雑に用意した下の図のオレンジ色の丸の部分が、レバーを結構しっかりと上げていないと引っ掛からずに裏に行き、その結果ちゃんと押さえられてなくてフタが外れて取れます。気を付けましょう。

(多分これが出来てないとCPUソケットのカバーが勝手には取れないっぽいですが、カバーは引っ張ると簡単に取れてしまうので、わりと油断しがちです)

※実物が見たい場合は「LGA1700」で検索すると出てくるウィキペディアのページで、実物の画像が見られます。

この部分
フロントパネルのコネクタが全部黒いケーブル

今回のPCケース「Versa H17」君ですが、フロントパネルのコネクタケーブルが全部黒で、ちゃんと文字と印を見ないとどれがどれか分からずで、少し戸惑いました。(さっきの背面画像の細いケーブルがそれ)

2個付いてるのは三角がある方が+。面倒だったらとりあえずPWR SWだけ問題なく付けられれば電源は入る。PWR SWは最悪+-が間違っていても大丈夫らしい。まあ合ってた方が良いとは思う。

グラボの取り付けは最後にする

パソコンのパーツで故障して欲しくない部品上位のグラボですが、こいつをマザボに取り付けてしまうと、手を入れる空間が狭くなり、ケーブルを挿したりが困難になります。

しかも、今回のPCケースはサイズが小さめで、取り付けてしまうともう下側に空きスペースが無くなるので、気を付けた方が良いと思いました。ついでに書き忘れてた部分だと、CPUファンのワイヤー取り付けパートでも指が少しぶつかりました。

自分は、パソコンがちゃんと動くかをすぐにでも確認したくて、早めに取り付けてしまったせいで、ケースファンとかSATA関連の配線が面倒になりました。

今思うとグラフィック能力のあるCPUだと、動くかの確認がグラボを付けなくても出来るので、「こんなところでもメリットがあったりするのか…」と思ったりしました。

下側 このグラボは高性能なものと比べると割と小さい方だと思うのですが、それでも狭い
ファンの向き

今回CPU用のファンを雰囲気で取り付けたのですが、吸気と排気の向きを間違えていました。吸気側は何も無い方、排気側は支柱等がある方、みたいです。確かに正しい向きの方が見栄えも良いなと思いました。

↑間違ってた例 これだとヒートシンクの熱を軽く吸って右側にぬるい空気を送るぞ!
右から空気を吸いたい、熱を持ったヒートシンクに涼しい空気を送って左から外に出したい、なのでこっちが正解

電源を入れてから編

UEFIの雰囲気が違っていてマウスなしだと日本語にすら出来ず…

ASROCKさんのUEFIは取っ付きにくいみたいなレビューを見ていたのですが、まさにそれで、今回予習をしていたおかげで起動出来たわけですが、こっちが先だったら起動出来なかったかもしれません。

最初はキーボードのみで操作をしていて、言語を変えるっぽい場所が選択出来ず、日本語に変える方法も分かりませんでした。(実はマウスだと簡単に選択出来て、普通に変えられた)

そして予習で学んでいた通り、今回もCSMを有効にしてBootメニューをレガシーオンリーにすることで、OSの起動が出来たのですが、
(古いパーツ構成からアップグレードをする場合、たぶんディスクドライブがUEFI起動に対応していないみたいで、レガシーモードにしないと起動出来ないみたいです)

「CSMって何ぞや?」みたいな説明が、こっちのマザボには無いように見えました。この段階では日本語に出来ていなかったからというのも、あるかもしれません。

まとめ

ということでまとめ。予習のおかげか、今回はしっかり1年保証を付けたからという安心感があったからもあるのか、電源ボタンが無反応みたいな問題も起きず、結構すんなりと組み上がってしまいました。

あとは長い間不具合が起きずに動いてくれるだけで、もう言うことはないという奴なのですが、果たしてどうなるのか。今度こそゴッドオブウォーを遊んで良いのか?

そんな感じでした。

前回のマザボはなかなかに値段がしたけど、良い勉強にはなったな!

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