花譜との関係性は?廻花について調べてみました

*本ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

前置きの前置き

色々な憶測が飛び交っている謎に包まれたバーチャルシンガーソングライター「廻花」とはいったい何者なのか。徹底的に調べてまとめてみました。

いかがでしたか。

(魔法の言葉を置いておきます)

ということで、世の中には違う考えの人が結構居るみたいで、情報の整理のためにも、せっかくなのでまとめてみました。

今回のまとめは、軽くVtuber業界のファンを見たところどうやら過激らしいので、真実を知りたくないという人は見ない方がいいのですが、

ただそういう人ほど、花譜が所属している神椿スタジオが、何をしたいと思っているのかをちゃんと知っておかないと、この先もっと大きな衝撃がくるかもしれないので、見た方がいいかもしれません。

もったいぶるのもアレなので、ここに後でも使ってる引用を置いておくとこれです。

KAMITSUBAKI STUDIOの考え方としては、オリジンが拡張した先にバーチャルの新しい表現や発明があると捉えているんですね。誰かがキャラクターを演じているのではなく、オリジンがいて、その人の可能性自体を広げてくれる、機能拡張してくれる選択肢のひとつとしてアバターがあるというか。
そこに上下関係や優劣があるわけではなく、バランスを取りながら並行して活動をしていくのが、次世代アーティストのひとつの在り方なのではないかと。

https://kaika.kamitsubaki.jp/interview/

前置き

ぼーととある場所を見ていたら、過激な発言をしている人の投稿が目に入り、

たぶん「作者の人そこまで考えていないと思うよ」案件だと思ったのと、

じゃあ僕はどう考えているのかという思いもあったので、せっかくなので僕の見解を書いてみようと思います。


大前提として、僕には他人を攻撃するとか、したいとかの気持ちはないです。

そういう考え方もあるのかーという風に思ったけども、自分はその考えにはそこまで賛同できかねるかなというだけの話で、

そして、たぶんこのページを読んでもその人たちは自分の考えを見直す

(改める?考え直す?修正する?別にこっちの考えが合ってるとも限らないので、何が合うのか分からん)

かは分からず、話は平行線になるだけだと思うので、

対戦は申し込まないでください。僕だということが特定できないくらいのやんわりとしたお気持ち表明くらいに留めておいてくれると助かります。

というか濁しても「これそうじゃない?」とか思いそうだから見てても報告しないでほしい。考えを見られるとか恥ずかしい。見ないで。

ということで、僕はこう思いますよというだけです。

全然詳しくないですが、同担拒否とかが生まれてる理由ってこういうこと?と少し思いました。

別に拒否まではしてないです。


僕は違う意見の人とやり合うつもりはないし、考えを変えて!とも思ってないです。そういう考え方もあるんだなー、世界は広いなー、と思っています。

悩みの回答を先に書くと

「なぜオアシスは存在しないなんて言うんだ!」という問いに対して「あなたがあると言っているオアシスはそもそも蜃気楼だと思います」というのが、僕の回答です。

この考えを改める場合、大前提を否定されているわけだからショックが大きいというのはたしかに分かるし、ちゃんと内情を知っている人にしか正解は分からないことなので、

本当に「オアシスを潰した」の方が正解かもしれません。

「考え直せ」という意思は特にないです。ただ僕は、自分の考えの方が正解に近いと思っています、というだけです。

もう1つの方の回答も書いておくと

違う場所で、設定が「『世界のどこかに居る少女』なんだから名前を変える必要なんてない」という問いも見たのですが、逆に名前くらい増やしてみても良いと自分は思いました。

それって「江戸川コナンは工藤新一じゃない」って言ってるような話ですよ。

シャア・アズナブルは赤い彗星だしキャスバル・レム・ダイクンだしクワトロ・バジーナですよ。

ザクはボルジャーノンでもあるし孫悟空はカカロットでもありますよ。

僕も本名じゃないし、ゲームアカウントは大体違うIDだし、メールアドレスも最低3つは持ってますよ。

名前を増やしたらいけないなんてルールはないです。

見た目が変わったら別人なら、ギニューにボディチェンジされたときの悟空はどっちですか。

声が変わったら別人なら、ボイスチェンジャーを使ったりヘリウムガスを吸った人は、その間は別人ですか。

水を浴びると女になる、らんま1/2のらんまは2人なんでしょうか。

変なルールを設けないで遊び方を増やした方が、僕はその世界を楽しんでいるように感じます。


あと、花譜は別にバーチャルに存在しているミステリアスな少女じゃないし、万能でもないです。

プロデューサーが音楽投稿サイトの歌声に惹かれて連絡を取った、ただの歌が好きな女の子です。

それに、どんなジャンルでも得意な万能なシンガーだったら、合いそうな他のメンバーに仕事の依頼を割り振ったりとかせず、全部1人で担当すればいいになっちゃいますよ。

──どの文章も明晰かつ、花譜さんやプロジェクトへの愛が伝わる名文だと思っています。PIEDPIPERさんと花譜さんとの具体的な出会いを教えて下さい。ネット上での発掘でしょうか?

PIEDPIPER  ある音楽アプリを通じ、偶然発見してしまいました。彼女は歌い手とかですらない、完全なる素人でした。惹かれたところは独自性のある声質ですね。その当時の花譜は正直歌があんまり上手くはなかったんですが、強烈に惹かれるものがありました。上手さよりも「良さ」という感じでしょうか。

https://premium.kai-you.net/article/134

PIEDPIPER:「中学生が芸能活動を行うこと」に対する心配は御両親として当然あったでしょうし、特にインターネットにビジュアルを出すことへの抵抗感は持たれていましたね。そこでその当時すでにキズナアイさんが活動されていたので、Vtuberというインターフェースについて説明した結果こういう形だったらやってもいいのでは、と本人含めて安心してもらえました。

https://note.com/futashika/n/n256db33bfd9f

 それに、その頃はまだ「花譜という存在」と「オリジンである本人の人格」が少し分離していた時期だったと思います。花譜は私であって、私じゃないみたいな。Vtuberはキャラになりきるというか、少し演じているような印象があるケースが多いと思うんですけど、僕は花譜のドキュメンタリー性を強く出していきたいと考えていたんです。だからライブをきっかけに本人と花譜の境界が薄くなったことで、花譜という存在の実在感が高まったような印象はありました。

https://note.com/futashika/n/n256db33bfd9f

ーーアバターはあくまでインターフェースであって、そこにいるのはリアルな人間であると。バーチャルとリアルを区別しないのは、<KAMITSUBAKI STUDIO>の指針でもありますよね。

PIEDPIPER:本人の人間性をどのくらい出していくべきなのか、どちらが良いのか議論を重ねた結果が今の花譜で。ライブのMCでも、高校生の自分、花譜として歌う自分、「神椿市建設中」の物語を演じる自分、そういう色んな要素をひっくるめて花譜なんだと語っていて、自分自身のことを俯瞰的に見れるようになっていると感じますね。

僕はそういう多面性がとても良いなと思うんです。すべてがフィクションではなく、かといってドキュメンタリー100%でも無い、何種類もの自分を自認しながら花譜として生きることが素敵なんじゃないかなって。

https://note.com/futashika/n/n256db33bfd9f

オールマイティーに戦えるけど専門家ほど尖ってはない、仲間が居る状態の方がシナジーがあって強くなる勇者タイプだと、曲を聴いたりしていて自分は思います。

もっと言うと、攻撃要員じゃないけどパーティには居て欲しい、ヒーラー兼バッファーの白魔法使いタイプだと思います。

どこかで見たようなステータスの振り方ですね。

ということで前置きはおわり。

廻花とはいったいなんなのか

実は花譜登場時に「これはおそらく危険な沼だな」ということを感じ取って、なるべく見ないようにしていたのですが、その間に、

花譜というバーチャルシンガーから、廻花というバーチャルシンガーソングライターが出てくるという事件が起きていました。

「何が起きた?」みたいな論争が起きていたみたいだったので、せっかくなので自分の考えをまとめておきます。

※今回の内容は、すべて個人の見解です。

バーチャルな存在とは何なのか

Vtuberとかバーチャルシンガーとかのバーチャルな存在、現在色んな人が使っているアバターとは何なのかということを考えたときに、

自分は匿名化と能力等の変化が利点だと思っていて、

これは、ヒーロー化(タイガーマスクとか)、パワードスーツ(アイアンマンとか)、モビルスーツ(ガンダムとか)と同じと考えて良いのではないかなということを最近は思うようになりました。

ちなみに、プロデューサー(PIEDPIPER)のコメントを見て「そうかもしれないかもな」と思えてきたという感じです。

KAMITSUBAKI STUDIOの考え方としては、オリジンが拡張した先にバーチャルの新しい表現や発明があると捉えているんですね。誰かがキャラクターを演じているのではなく、オリジンがいて、その人の可能性自体を広げてくれる、機能拡張してくれる選択肢のひとつとしてアバターがあるというか。
そこに上下関係や優劣があるわけではなく、バランスを取りながら並行して活動をしていくのが、次世代アーティストのひとつの在り方なのではないかと。

https://kaika.kamitsubaki.jp/interview/

花譜とは何なのか

「廻花とは?」を考える場合、一番重要なのは花譜だと思っていて、自分は「バイオセンサーを積んだガンダムエクシア」だと思っています。

そしてバイオセンサーは、たぶん「積んでない」です。

何言ってんの?となる人用に浅い知識で解説をすると、(AIくらいの知識なので、詳しい人が見ると間違っている可能性はあります)

ガンダム世界に出てくるバイオセンサーというのは、Ζガンダムくらいに出てくる

「人の精神力(ニュータイプぢから)を増幅させてマシンの反応を良くする、何が起こるかちゃんとは分かってない謎の技術が使われたオカルトなパーツ」のことで、

このパーツを積んだガンダムは、劇中でパイロットの感情に反応して出力が上がったり、「周囲にいる同じことを考えている人達」の感情を吸収して、

サイコなパワーで超常的な力を発揮する(聖戦士ダンバインに出てくるハイパー化と同じような状態)という描写があります。

ちなみに、これが発展した先のパーツが逆襲のシャアとかユニコーンで出てくるサイコフレームです。

ガンダムエクシアは、ガンダム00という作品の主人公が扱うガンダムで、やろうと思ったら自分の組織を解体できる、人格者じゃないと扱えないガンダムです。

ガンダム00とは(一応ネタバレ注意)

ガンダムに魅せられた少年「ソラン・イブラヒム」(刹那・F・セイエイ)が、自分の信じるガンダムを目指す物語です。

というのは少し冗談だけど冗談じゃなくて、ガンダム00というのは、憧れの仕事をすることに対するメッセージみたいなものが裏テーマとしてあると自分は思っています。


ガンダム00のあらすじ

少年時代、自分が住んでいる街が戦場になって、戦闘に巻き込まれた「ソラン・イブラヒム」は、ガンダムによって救われて「自分もあんなガンダムになりたい!」と思うようになる。

ある日、憧れのガンダムを扱っている「世界からはテロ組織とされている」秘密組織ソレスタルビーイングに、憧れのガンダムのパイロットの推薦で選ばれ、

「刹那・F・セイエイ」というコードネームを使ってガンダムエクシアを操縦するガンダムマイスターになる。

実は自分を救ってくれた救世主だと思っていた憧れのガンダムは、別に街を救おうとは考えてなくてただ任務だからでやってただけで、そのとき乗ってた奴は別に善人じゃなくて、

知能レベルが違い過ぎて虫けら同然に見える今の人類を駆逐して、新しい世界にしてやろうとひそかに企んでいる、新人類のイレギュラーな存在だった。

俺が憧れたガンダムとは何だったのか。ただの破壊の道具がガンダムなのだとしたら、俺はガンダムにはなれない…


というのがガンダム00だったかと思うのですが、花譜、かふちゃん(花譜のオリジンの方を今回はかふちゃんという風に呼びます)、廻花の関係はこれの刹那だと思っています。

え?ガンダム00はそんな話じゃない?そうかも。そこまで詳しくストーリーを覚えていなくてすみません。でも、これくらいの微妙に合ってるくらいの解説の方が本編が気になるんじゃない?ならんか。

そもそも過去の作品っていうものは、ネタバレをされて「え、ちょっと面白そうかも」ってならないと今の時代、観て貰えないと思う。

話を戻します

話を戻して、花譜というのは周りの大人たちに整備をされていて、みんなの期待を背負っている依り代(モビルスーツ)で、かふちゃんが操縦をしているというのが、僕がみていて思う「花譜」というプロジェクトです。

「花譜」はこの声の私だけではなくて、たくさんの方の想いが乗せられています。それを映すのがみなさんにも見えている花譜の姿です。だけど、もうひとつのこの世界には自分の身体と気持ちがあります。

https://www.cinra.net/article/202301-piedpipersakumahiroshi_mrymh

不可解編は、カンザキイオリという自分の本当の気持ちを封印した感情モンスターが近くに居て、溢れ出る感情エネルギーで一緒に花譜を動かしていて、超常的な力が常に発揮されたハイパー化状態で、存在しないメルという女の子が花譜として存在しているように見えていた、というのが僕の見解です。

そのハイパー化している姿を見て「私はオアシスを見た!なぜみんな存在しないというんだ!」というのが冒頭の問いの部分で、「それは蜃気楼だと思うよ」というのが僕の回答です。

最近の「花譜」に違和感を感じてる人たちは、前提の部分からすでに勘違いしていると自分は思っています。

結構初期の、後ろにサポートが居ると明かした頃から、ミステリアスな存在ではないです。

歌とか歌声とかその他色々、全体的に良いよねってのと

「こんな癖のあるやる気のある凄い人たち普通だったら絶対集まらないよね」っていう人たちが集まってるから、なんか面白いことをやりそうだよねってだけです。


あと、カンザキさんがなぜ卒業したのかの自分が見ていて見えてきた答えは、別のページにまとめてあります。

一応答えの部分だけを書くと、

「歌うことの楽しさが分からなかった。でも、かふちゃんを見ていたら昔の気持ちが蘇ってきて自分でも歌が歌ってみたくなった。かふちゃんに頼ってばっかりだとあの子に会わせる顔がないと思った。だから卒業しようと思った」

というのが、自分が読み取れたことです。

もっと別の理由も読もうと思ったらまだまだ読めるのですが、内情を何も知らない部外者の妄想はここら辺にとどめておくのが、自分としては一番平和だと思うので、

それ以上踏み込んだ発言はあまりしようとは思わないです。

「手前に引っ掛けがあって、これは誰も気付かないし、気付かれないのはもったいないよ」みたいなことに気付いたら、さすがに発言しちゃいます。どうも電波人間です。

じゃあ廻花とは?

このことに関しても、当人を傷付ける可能性があるので、正直あまり踏み込みたくはないのですが、いくつか考えられることがあります。

低コストで戦ってみたかった説

花譜は、失敗すると神椿スタジオを破壊する可能性がある、一番扱いが面倒な存在です。ガンダムVSシリーズで例えると、コスト5000くらいの超高性能だけど超高コストな機体です。(雑にやられたら実質終わり)

ついでに、神椿スタジオで知名度が1人だけ明らかに高いです。意思とは関係なく勝手に成果を出す自動迎撃機能(NT-D)搭載です。※比喩表現です。

※NT-Dはユニコーンガンダムのシステムで、相手が能力者の敵とAIが判断すると、勝手に動いて対処する機能

花譜よりも失敗したときに仲間に迷惑を掛けない、低コストのNT-Dが搭載されていない普通の機体で、自分の実力は今どんなものなのか確認してみたいと思っても、別に不思議ではないのではないでしょうか。


あと観測者(ファン)をしていると忘れがちなことですが、世の中の神椿スタジオ(花譜)のイメージは、

神椿スタジオ?、花譜は何となく知ってる、5人でグループを組んでるのは知らない、最近星街すいせいとコラボしてた、可不?似てるけど色違い衣装?ボーカロイド?

バーチャル界隈を離れがちとはいえ、遠くからちらちらとは見ていた自分ですら、今年の頭辺りでの知識はこれくらいです。一般人はもっと知らないかもしれません。

一応2025年は、ついに間口を開きだしたみたいなので、少しは知名度が上がってくるかもしれません。

花譜のイメージを壊したくなかった説

かふちゃんは自分に自信があるタイプではない、というのは少しの間でも見ていたら何となく分かることだと思うのですが、

自分のせいで花譜のイメージが下がるかもしれない行動をしたいと考えたときに、いったん別のキャラに変えてみるというのは特におかしくはないのではないでしょうか。

花譜のイメージを壊したくなかった説 2

廻花の歌って、花譜じゃなくてかふちゃんの色が濃いですよね。でも、ビジネス(ガンダムエクシア)よりはプライベート(ソラン・イブラヒム)に近いけど、65%くらいで100%ではないですよね。

それに適当に65%に見えるって言っても、プライベート100%を知らないんだからまだ30%とかかもしれないですよね。

中間のガンダムマイスター(刹那・F・セイエイ)で出てみた、というだけだと思います。

9割の観測者に配慮した説

今の段階でオリジンが出てきても良かったと思う人はどれくらい居るのでしょうか。熱心に追っていると、いつかオリジンが出てきてもおかしくはないというのは見て取れますが、

9割くらいの詳しく知らない観測者は、おそらく多大なショックを受けます。

花譜を嫌いになりたくなかった説

「自分の成果を別の人間に取られる」って嫌じゃないですか?

ちなみにプロデューサーは嫌だと思ってそうです。

過去の仕事の中で”何もしていない偉い人達”が部下の実績だけを持っていくようなやり方を何度も見てきました。“肩書きと仕事内容が見合ってない状況”が嫌でそういった仕事からは距離を置き、僕は今この仕事をしています。
頑張ってきた人が当たり前にフロントに立てるようなチームでありたい。

https://note.com/futashika/n/na5902f5696d9

親(自分とは違う存在)の七光りで良い成果が出るっていう特別扱いも何か嫌ですよね。

好きな存在の花譜を嫌いになるかもしれない原因を作りたくなかったというのが、結構ある線なんじゃないかなと思います。


ガンダム作品はガンダムだけじゃなくて人間模様も見ろって言ってんの!

仮に廻花が出て来なかった場合

仮に廻花が出て来なかった場合、作曲した曲を世に出さずに悶々しながらメンタルを病むか、かふちゃんが花譜を嫌いになって投げやりになってた可能性があります。

自分はその世界線はあんまり見たくないかな。今のあいまいな感じな世界線の方が好みですね。


そもそも廻花が出て来た理由は、5年間くらい神椿スタジオを背負っていた女の子の、V.W.Pという仲間が増えて少しは弱音を吐いても良いのかな…みたいなタイミングで出てきていた「自分の作った曲を花譜として出すとなんかモヤモヤするかもしれない…」という弱音を見逃さずに拾い上げたプロデューサーの判断で、

その結果が「考えすぎだったかも」になるなら、別に良くないかなと自分は思いますね。


あと、カンザキさんもメッセージを残してるよ。
花譜 #87「世惑い子」【オリジナルMV】
https://www.youtube.com/watch?v=13eFWjlus_g

インタビュー等のコメント

↓廻花公式ページの長文インタビュー 時間軸的にはここではないと思うけど、一番重要だと思うので最初に あと一応要点も引用の後に書いてみました

花譜:最初に言っておきたいのは、廻花を始めるにあたって、花譜の活動に対してネガティブな気持ちになったとか、辞めたいという気持ちは一切ないんです。すごく言葉にすることが難しいんですけど……私の中で花譜は“みんなで作っている”という感覚をずっと持っていて。もちろん、そのチームの一員であることは誇りだと思っている反面、何かを褒めてもらったとしても、そのすべてを私自身に向けられた言葉として素直に受け止められないこともありました。

それに、花譜としては見せてはいけない部分、言ってはいけないであろう気持ちも私の中にはあって。これを伝えたらみんな困ってしまうだろうなということを、衝動的に言いたくなる瞬間もあったんです。もちろん、花譜の活動をする上で意図的に何かを取り繕ったり、偽ったりすることは勿論ないんですけど、たまに「花譜だったらこうするかな」みたいなことを自然と考えているというか、みんなが思う“花譜像”を崩さないようにと思うこともあって。

─ 無意識的に花譜のイメージを守っていたというか。

花譜:はい。もともと私の中には単純に“歌うことが好き”という気持ちしかなかったんです。でも、花譜としてみんなに伝えたいこと、伝えるべきことはもっとスケールが大きなことで。こういう活動をする前の私だったら絶対に言わないというか、言えないことを花譜として発信していることにも最初の頃は違和感を持っていました。でも、そういう葛藤だけではなくて、ライブでお客さんの顔を見たり、応援してくれる声を聞くたびに、花譜を通さなくても大きなことを伝えられるような自分でありたいと思えるようになっていったんです。そうやって花譜への向き合い方や考え方がどんどん変わっていく中で、そういう最初の頃の葛藤もとても少なくなっていったように思います。

あと、V.W.Pというグループができて、私と似ている境遇の仲間ができたこともすごく大きくて。今みたいな気持ちを共有できる場所ができました。それ以前は自分の口下手さも相まって、なかなか本心を伝えきれないこともあって。私の語彙力じゃ伝えきれない、わかってもらえないんだろうなと諦めちゃうことも多かったんですよ。

─ 花譜さんは14歳からVシンガーとしてデビューして、中学生から大人になる多感な時期をアバターと共に過ごすという、あまり前例のない人生を送ってきたように思います。年齢を重ねる中で活動への考え方や向き合い方に変化があるのも当然のように思います。

花譜:花譜の曲はずっと大好きだし、もっとみんなに聴いてほしい。これからも頑張るつもりです。でも、約5年活動してきて、私のすべてが花譜のために存在しているのかなと考えることもあって。「みんなが見ているのはあくまで花譜」という意識が大きくなっていくにつれて、私自身はいらないんじゃないかと思うこともありました。
でも、自分で音楽を作りたい気持ちはずっと強く持っている。だからこそ、自分自身で作った曲を花譜として歌うこと、語ることが私の中でしっくりこないんですよね。
もちろん、花譜として届けたとしても曲の中に私の欠片は残っているんですけど、突き詰めていくとやっぱりちょっと違うなって思うんです。

私の中で廻花は花譜のイメージから離れた場所にあって。そもそも私が作る楽曲もすごくパーソナルなことを歌っていますし。
でも思うのは、きっと廻花で曲にする感情の一部は、花譜の活動をしたからこそ生まれてきたものなんですよね。別の場所にはあるけど、元を辿ると花譜とはどこかで繋がっている。花譜と廻花は全く別のものではないのではないか、と最近思うようになりました。

https://kaika.kamitsubaki.jp/interview/
  • 花譜が嫌になったわけではない
  • 説明は難しいけど、私の中で花譜は“みんなで作っている”という感覚がずっとある
  • あまり貢献してない気がするのに褒められて、どこか素直に喜べない
  • みんなの思う花譜像、私の思う花譜像、どちらも壊したくない
  • 花譜は、弱い自分には躊躇するようなビックなことを言ってるときがあって、違和感があった
  • 自分も、花譜の性能に頼り切らなくても良いように成長したい
  • 似た境遇の仲間ができて相談できるようになった
  • 花譜のことは好きでこれからも続けたい
  • だけど、成果が出てるのは花譜の性能が良すぎるからなだけで、ダメな私よりも適任な人が他に居るんじゃないかと思うこともある
  • 花譜じゃなくなったとしても、歌は作りたいし歌いたい
  • 実力が知りたいのに、自分に見合ってない、扱いきれない高性能な花譜で試すことに違和感がある
  • 自分が作曲した曲は、花譜が得意じゃない曲な気がする
  • 私の中で廻花は花譜のイメージから離れた場所にある
  • 作曲した曲は、花譜として活動していなかったら生まれなかった感情の曲
  • 廻花は、私が作曲した曲を上手く届けるための私のためのモデルで、その曲は私が花譜だから生まれた曲で、私が廻花で私が花譜なら、廻花も花譜なのではないか

↓noteのプロデューサーのコメント

さて問題の廻花です。
誤解されたくないので明確にお伝えすると、花譜から花譜としての活動についてネガティブな事を言われたことはこの5年間ほとんどありませんでした。
だからどんどん先に進んでこれたとも言えますし、プロデュースサイドとの相性が彼女は抜群に良かったんだと思います。

どんどん規模が大きくなるにつれて普通なら悪い方に変わっていってしまうタレントも業界を見渡すと多いのですが、そんな中でも珍しく彼女は勘違いをしたり調子に乗るような子では全く無くて、むしろ「自分自身への自己評価の低さ」を感じる時が常にありました。

見かねてある日彼女に伝えたのは、僕らは映画や演劇を創るように沢山の人達が関わっている仕事をしていて、勿論自分一人で作ってる訳ではないかもしれないけど、あなたはその真ん中にいる大事な主役であり最大の貢献者なんだ、だからもっと自信を持って欲しいんだと伝えました。
※ちなみにこれはVWPのメンバー全員にも同様のことを伝えてきています。
彼女達は皆、良くも悪くもとても謙虚なのです。
そういう心根の人達と仕事が出来ていることが本当に幸せです。

僕らがやっているバーチャルの仕事は当たり前ですが一人では全てをやり遂げれる訳がなくて、沢山の人達が関わっています。

なので謙虚なのは素敵なことではあるのですが、だんだん彼女が抱えている自信の無さをなんとかしてあげたい、どうしたらいいのだろう?と思うようになりました。

花譜が心から好きだったから僕ら運営も人生を賭けて物凄く頑張ってきました。
ただ当時14歳の少女に全てを理解してもらうのは普通に考えて重荷になってしまう事も沢山あったはずです。

彼女は最初ただ歌が好きでこの活動を始めただけであって、自分の環境を変えたり事務所自体を成長させたり、誰かの人生を救いたくて歌ってきた訳ではなかったはずです。
でもそういった自分が活動することで起きた副産物としての変化を、何も言わずに受け止めてくれました。
それはそんなに簡単なことではなかったのではないでしょうか。

僕ら運営がある意味で頑張りすぎた事で、もし彼女が少しでも辛い思いをしているのならばそれは悲しいし、そんなことが自分がやりたかった「可能性の拡張」ではないとある日思いました。

そして常に自信がない彼女が唯一自信を持っているもの

それは「あらゆる歌を自分らしく歌うこと」、
そして新たな希望が「自分自身の手で歌を創る」ことでした。

この二つをしっかりとやり遂げる為に天才的な歌手である「花譜」と、稀有な才能の鱗片を持つシンガーソングライターとしての「廻花」をセパレートして、同時に活動していくことが、難しいかもしれないけど「良い方法」なのではないかと考えました。

そしてこの提案は最初は僕からしたものであって、花譜が花譜の活動が嫌になったから出てきたアイデアではありませんでした。

https://note.com/futashika/n/ne9a077827607
  • かふちゃんは良い子で花譜の適任者です
  • 落ち込んでいて見てられない
  • 一番の貢献者なんだからもっと自信を持ってほしい
  • V.W.Pはメンバー全員が謙虚でマイスター
  • バーチャル業界はサポートが居ないと難しすぎて大変
  • 「花譜」と「花譜」に関係しているみんな、心から好きだし何が起きるか分からなくて楽しい
  • 運営側が楽しくなりすぎて、かふちゃんに頼りすぎてしまっていた
  • 周りではしゃぎ過ぎて辛い思いをしてたら嫌だなと思ったし、それはもう「花譜」じゃないなと思った
  • 「花譜だと装備が良すぎて今のかふちゃんに見合ってなくて曲も花譜とイメージが合ってなさそうなら、装備を最小限にして曲のイメージに合わせた別のモデルとかどうだろうか」というアイデアが思い付いたので提案してみた

↓ライブ後の長文ツイート

全文読んだ方が良いんだけど、今回の件で一番関係ありそうな部分を抜き出すと多分ここ↓

無条件に受け入れて欲しいとも、絶対応援して欲しいとも思ってないです。好きなように見てほしいし聴いて欲しい。全然見なくても良い。だけどわたしが存在してることは忘れないでほしい。花譜としてだけ生きているようにみんなの方から見えた時にも、廻花はいたし、それ以外の自分もいたんだ。全部が全部に還元されるからわたしにとっては分けられないものなんだけど、そうじゃない人もいると思うから、好きにしてほしい。そういう気持ちです。

https://x.com/virtual_kaf/status/1747065159611556247

↓公式ページのとは別のインタビューでの廻花コメント

―まさに二項対立のように受け止められてしまった。

廻花:でも、絶対にそうじゃないんです。廻花が歌っていることは、花譜が活動してきた中でしか芽生えなかったであろう感情がいっぱい詰まっているので、「分けないでほしい」と思って。バーチャルな世界では、アバターの中で喋ってる人を「魂」と呼ぶことがあって、例え同じ魂でも、バーチャルの人生を終えて、また新たな形で出てきたときに、全く別物だと見られる風潮があるんですね。でも、たしかに目に見える形は変わったかもしれないけど、同じ人が同じ気持ちでそこにいたことは変わらないから、自分がまた新しい形になったときに、今までのことを全部なくして、何も知らない感じで始めるのは違和感があったんです。

―だからこそ廻花は、「花譜のもう一つの姿」なんですね。

https://niewmedia.com/specials/kaika_edmsk_wra2t/
  • 私は私の信じる花譜を目指す

まとめ

まとめると、今後の動きがどうなるのか気になるなら追えばいいし、どうしても許せないと思うなら距離を取ったら良いんじゃないかなという話でした。

廻花は

「装備が良いからヒーラーで活躍できてるけど、私本当は支援向いてないと思うし私じゃない方が良さそう…でもチームは好きだし辞めたくない…」で悩んでて、

注目されると実力が分からなそうだから、今観てくれてる人には不誠実にならないように教えておいて、こっそり攻撃に特化した別の役職も少しやってみよう

ってことだと思いますよ。


「謎の少女が居た」は、居たには居たけど幻覚で、幻覚を見ていたのはただ魔法にかかっていたからというだけで、ミステリアスな部分はわりと初期からないです。

たしかに不可解参(想)で、いったん少女を追う旅は終わったかもしれない。

でもバッドエンドじゃないから良くない?4か月考えてやっと正解っぽいものがみえたけど、ちゃんとハッピーエンドでしたよ。

あのタイミングで卒業できてなかったら、カンザキさんはたぶんテセラクターになってますよ。

今生き生きしてるように見えますよ。

また魔法みたいな何かが起きたら面白いよねとか考えながら次の物語を楽しみませんか。


廻花登場事変、自分は

機体と装備の性能が良すぎて自分の実力が分からなくなったから、装備を外して普通にして、せっかくだから花譜の苦手な部分をカバーした姉妹機、後継機を新しく用意してみた

だと思っていて、

花譜に限界を感じたからじゃなくて、もっと成長するために新しい視点も取り入れてみようと思った

に見えました。


僕はソレスタルビーイングが武力介入でどこまで世界を変化させられるのかとか、この先ダブルオーになる展開はあるのかとか、目指しているガンダムは一体どんなガンダムなのかとか、まだまだ気になっています。

何と戦ってるのかと思ってたけど、こんな話がタブーになるっていう歪んだ世界と戦ってたってことだったんですね。(勝手な妄想)

なぜ魔法の効果がなくなってもまだ観てるのかは、ハイパー化状態だけでなく通常時でも普通に強いし、伸びしろもまだまだあると思ってるからってのと、

世界よりかふちゃんの考え方のほうが好きで、そのまま希望をなくさずにいて欲しいからですかね。

というか、回答になりそうなコメントはどっかで読んだような気がするなと思って探してみたら、大体のことは廻花公式ページの長文インタビューと、ライブ後の長文ツイートの2つに書いてあったので、そこを読むと良いんではないかなと。

削れるところがないので引用している部分でも長いですが、引用元はどちらも5倍くらい長いです。

そんな感じでした。


さいごに、廻花を花譜として認めないと、僕がモデルを用意して花譜(素人が用意した姿)を名乗ってもよしになっちゃうし、認めると、別に見た目も名前も関係ないということになるので、かふちゃんを花譜と認めてもよしになりますよ。

どっちが良いんですかね。

すっぴんは最弱だけど、最終的には最強なんだよ。

おまけ

あと改めてちゃんと読んだけど、その「しょうがない」はたぶんそこに掛かってるんじゃなくて、

「また魔法(不可解)みたいなことを期待してたかもしれないけど、私にそんな力はないしでしょうがない。今回から新シーズン突入です!」

だと思います。(情報が少なすぎるから分からん)


まだ救われてないだろ!じゃなくて「自分で救いに旅に出た」です。

どうせこんなところまで誰も見ないだろうし、合ってても間違ってても誰も信じないだろうしで自分が思う答え(妄想)を書いておくと

曲「カンザキイオリ」の君は「メル」です。

メルに会えなくて死にたくなるけどまた会えると信じてるから物語を書いた

やることが無くなったらもう死ぬしかないけど思い付くことを全部やり切っても会えなかったらどうしよう諦めたくないまた会いたい

です。

歌は魔法で、解読してしまうと魔法は解けてしまうけど、歌う人によって違う魔法にもなるんだよ。

「今のはメラゾーマではない、メラだ」

ってことですよ。

それに解読は困難で、間違った解釈もできてしまうし。

今回はあまりに曲解が過ぎて自分が導き出した答えと離れ過ぎてるからたぶん正解はこうだよと野暮なことを書いてしまったけど、あんまり魔法を読み解けたと思って答えを決めつけない方がいいよ。

この答えも別に合ってるかなんて分からないよ。

正解は本人にしか分からないし本人も分からないかもしれないでいいんだよ。

そんな感じでした。


あと、これこそ「解読は困難で、間違った解釈もできてしまう」の良い例なのですが、

あなたの歪んだ解釈のおかげで、青春の温度のもやもやしていた部分の謎が解けて、邂逅の真の姿がわかりました。ありがとう。

これ以上に不可解編のフィナーレに相応しい曲はないし、ちゃんと優しいメッセージが隠されていました。

青春の温度
https://www.youtube.com/watch?v=grX04508wfs

#125 邂逅
https://www.youtube.com/watch?v=Q5DlTbOeNdQ

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