メトロイドヴァニアなゲーム、ホロウナイト(Hollow Knight)をわりとしっかりとプレイしたので、思ったことを書いておきます。
良かったところ
マップが広い
メトロイドヴァニアなゲームで重要なところといえば
マップの広さなのではないかなと個人的には思うのですが
このゲームのマップ、結構広いです。
電車(ファストトラベル)がある
このゲームは地下世界を進んで探検していくというゲームなのですが、簡単に言うと地下世界に電車が走っていて、
駅を開設出来ればその区間を簡単に行き来出来るようになります。
場所ごとに雰囲気が異なる
これもこのジャンルだと基本的なことなのかもしれませんが、やっぱり大事だなと思いました。
結構難しい
2Dダークソウルと言われているとかいないとかで、結構な難易度をしていて、やられるとお金をロストします。
やられた場所までまた行ければ、ほぼほぼ回収できるのですが、結構な緊張感で楽しめました。
色々ちゃんとしてる
敵の配置のされ方とか、セーブポイントの置き場所とか、敵の強さとか、
やられても結構納得出来るように作られてるように思いました。
意外なアクションがあった
自分がこのジャンルをあまりやり慣れていないから、というのもあるのかもですが、1つ「こんなのアリなの?」みたいな意外なアクションが混じっていました。
見た目がポップ
漫画チックな見た目をしていて、結構かわいいよりに作られてるなと感じました。
雰囲気がおしゃれ
画面が全体的にブルーム効果がかかった感じをしていて、簡単に言うとほんわかしています。
(ブルーム効果というのは、夜に暗い所で街頭とかを見るとポワポワしてみえる的なあれ)
個人的にブルーム効果は苦手なので良くないに入れたいのですが、
客観的に見たらおしゃれなのは良いところなのではないでしょうか。
良くなかったところ
画面が暗い
このゲームの良くなかったところを挙げるとしたら、まずはこれなんじゃないかなと思うのですが、
このゲーム、画面全体が見えてることがないです。
画面の真ん中に立つと四隅が隠れます。
どういうことかを説明すると、常にプレイヤーキャラにスポットライトが当たっているみたいな感じになっていて、
プレイヤーキャラから離れれば離れるほど暗くなるようになっています。
画面全体を一番明るく出来る位置であるところの画面中央で、四隅が隠れるということは
普段よく居る画面下側だともう上の方真っ暗ですよね。
至る所に敵やトゲ等のダメージ床がある死にゲーよりのアクションゲームに置いて、このおしゃれな演出は致命的に相性が悪くて、かなりストレスに感じました。
他のアクションゲームで例えると、画面外が常に移動しながら近くにある感じで、
「なんでこんなに周りを予想しながら行動しないといけないんじゃい!」ということを思いました。
敵も光れ!
あとこれは自分だけかもしれないのですが、おそらく明るいところと暗いところの差での目の調整的なことで、単純に目がいつもよりも疲れるように感じました。
マップが地図を買わないと見られない
このゲーム、マップが結構広いのですが、地図を買うまでは「このエリアの地図は持っていません」と表示されて、全く確認することが出来ません。
「通った場所は良い感じにマッピングしておいてよー」と個人的には思いました。
地図が手書き風
これ、おしゃれなゲームで毎回書いてる気がするのですが、地図がオシャレで微妙に分かりにくいです。
しかも、自分の今居る場所を表示したい場合、最大で7個くらいにしかならない装備スロットを1つ使う必要があります。
地図を販売してる人が見つからない
エリア内のどこかに居る、鼻歌を歌っている地図職人をみつけて
地図をそこそこの値段で買うとようやくマップが見れるようになるのですが、
この地図職人、無駄に隠れています。
後半になればなるほど変なところに居て、自分は後半、だいたい洞窟入口の店で購入していました。(エリア内のボスを倒すと地図職人は次のエリアに移動して、そのエリアの地図は洞窟入り口の店に並ぶ)
大事なアイテムの値段が高い
以前ちょっと遊んだときにも書いたのですが、特殊な遊び方をしない限り、それなりに序盤で光源アイテムを店で買う必要があります。
前回少し遊んだときにこのトラップに引っかかったので、今回は何も買わずに進めて、それでも少し稼ぐ必要があったのですが
この光源アイテムが、お金をロストするゲームにしては結構高めの値段設定をしているように感じました。
回復のテンポが悪い
探検中の回復方法が、攻撃したりすると溜まるいわゆるMPで、技を使って回復するという方法なのですが、
その技を使うのに結構時間が掛かります。(1回につき2秒くらい)
戦闘中ならこの遅さでいいのですが、戦闘中でなくても時間が掛かるので、少しテンポが悪いなと感じました。
まあ、ダメージを受けている自分が悪いのですが。
やられた時の…
やられた時にお金を持ったシャドウみたいなものが現れるのですが、そいつが普通に攻撃をしてきます。
難しいポイントだからやられたのであって、なんでさらにその地点を難しくするんじゃいと個人的には思いました。
ダメージは無しとか、ぶつかったら回収とかで良かったでしょう。
あと一度だけ、現在の能力だと行けない場所にシャドウが現れて、回収不能になったことがあって、「画面内に入ったら寄ってくるとかで良かったでしょう」と思ったりしました。
ストーリーが分かりにくい
海外ゲームで良く起こる現象なのですが、おそらく翻訳によるニュアンスの変化や文化の違い的な感じで、
自分にはいまいちストーリーが理解出来ませんでした。
ちなみに良くなかった欄に書いてはいますが、最初に挙げた「画面が暗い」が 80良くなかった だとしたら
この「ストーリー良く分からん」は 1良くなかった くらいの判定です。
一部の敵の見た目が…
このゲームのキャラクターは虫をモデルにしています。ポップな見た目をしているので、きもちわる、とはそこまでは思わなかったのですが、
一部結構キツイ見た目をしている敵キャラがいるように思いました。
いわゆるG的な感じで。
あと胴体が切れると上と下で分かれて動き出すのもいて、それも結構ゾゾゾとなりました。
ちなみに自分は虫がわりと苦手です。
環境音が…
おじさんのイビキみたいな音や、虫の歩いているカサカサという音がたまに、いやそれなりに聞こえたりします。
自分は結構精神を攻撃されている気がしました。
黒い水流のような障害物
後半、結構色んな所で黒い水流のような壁を見かけるようになるのですが、解決方法の説明が特にありません。
誰もが引っかかりそうな場所を1つ挙げると、地図職人が鼻歌を歌っていて、水流で道が塞がれているところがあります。
もっと「今は通れないよ!」的なメッセージを出すみたいな、絶対通れない感を出して欲しかったなと思いました。
この黒い水流ですが、自分はラスボスを倒したあとに通れるようになりました。
危なかったところ
エンディングが…
このゲーム、エンディングが1つじゃないです。
ラスボスだと思った相手はデデデ大王な可能性があります。
さっきの「良くなかったところ」のラストにも書いた「黒い水流」というモヤモヤがなければ、
多分「終わったー」と思ってゲームを止めていて、自分は危うく見逃すところでした。
イベントをしっかりとやりアイテム等を集めると、カービィで言うところのデデデ大王を倒した後のダークマター戦が待っています。
まとめ
ということでそろそろまとめますと、面白いアクションゲームでした。
結構難しめなので、アクション初心者の人向けではない気はします。
あと、すっかり忘れていたのですが、ダークマター戦までやろうとすると急にスーパーミートボーイ(電流イライラ棒)になるところがあるので、ギザギザに切られても折れない覚悟が必要です。
そうは言っても自分は普通に楽しめたので、まあ苦痛と思うほど難しくはないかなとは思います。
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