CPUを買ってみて学んだことまとめ

*本ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

はじめに

今回初めてCPUを買おうというアクションを起こしてみて、

色々な学びがあったので、せっかくなのでまとめておこうと思います。

あと、自分はかなりの初心者で、他人の情報に踊らされている側の人間なので、

間違っていたり情報が古い可能性はあります。ご了承ください。

パーツ選び編

IntelかAMDか

はじめにCPUを購入する場合、IntelかAMDかで派閥があります。IntelだったらIntel製のCPU(Intel)に対応したマザーボード、AMDだったらAMD製のCPU(Ryzen)に対応したマザーボードを用意する必要があります。

そして現在の価格と性能のバランスを調べた感じ、IntelとAMDでシングルコアの性能が同じくらいのものを用意しようとすると、IntelはCPUは安いけどマザボが高い。Ryzenはマザボが安いけどCPUが高い。(素人調べ)

で、マザボとCPUの2つを揃えると、大体同じくらいの値段になるっぽいです。(ミドルスペックくらいでの話なので、ハイエンドだとまた話は違うかも)

性能を比較してみたりして好きな方を買おう。

ちなみに、現在はRyzenの方が人気らしいです。

一応特徴とか

※浅い知識なので、もっと詳しく知りたい方は、しっかりと調べてみてください。

intelのCPU

※ ここから先、長々と書いてますが、要約すると12世代以降のi5かi3で、Fが付いてないのを買えば、一般的な利用にはおそらく問題がないです。


core i9 i7 i5 i3 という感じで性能にグレードがある。数字が大きい方が性能が高いけど、電気をよく使うし熱くもなる。i9は最近になるまであまりなかった最高級が良い人向けのグレード。

ちなみにグレードごとに作り方が違うわけではなくて同じ製造方法で作られていて、出来の良さでグレードを振り分けているみたいです。

一般人はi5かi3で必要十分、i9とi7は値段が高くても性能がとにかく良いものが欲しい人向け。いわゆる専門家向け。

第3世代から第11世代までは、省エネ化したり内蔵GPUの性能が良くなったりで、ほとんどCPU性能は変わってないみたいなので、第12世代以上の新しいものがおすすめ。

型の見方としては、頭の方に付いてる数字が大きい方が世代が新しい。後ろの方の数字が大きい方がグレードが高い。

12世代はi3 12100とかi7 12700とか 14世代だとi3 14100とかi7 14700とか


ちなみに12世代のcore i3 12100は、3世代のcore i7 3770Kの倍くらいの性能で、しかも熱くない。

11世代と比較すると、12世代のi3を100%としたときに、11世代のi3は80%くらいの性能(1.25倍くらいの性能差)みたいです。

10世代のi5も、マルチ性能が12世代のi3と同じくらいの性能で、シングル性能は11世代のi3くらいの性能らしい。


シングルコアの性能は同価格帯のAMD製のCPUより大体強い。

最近第14世代の次で第15世代か?と思ったらUltraがどうたらというのが出始めましたが、その辺の知識はないので、他で仕入れてください。

アプデでちゃんと動くようになってきて、少しずつ評価が良くなってきてる?気のせい?みたいなCPUっぽいです。


型番にFが付いてたら内臓GPUが付いてないモデル。グラボが必要。

(Intelはグラフィック性能が付いてる方を標準としてるので、グラフィック性能がない方に文字が付く)

Fが付いてなかったら、ちょっとした2Dのゲームくらいならグラボが必要ない、くらいのグラフィック性能あり。たぶん軽めの3Dゲームなら問題ないくらいの性能。

(自分は過去にリメイク前のデッドスペースを、ノートパソコンのi5 5300Uだったかの内臓GPUで遊びましたが、普通に遊べました)

Kが付いてたらオーバークロック機能付きで強い。熱くなる。安いマザボだと性能を出し切れない。

TとUは省電力モデルの意味みたいで、付いてると弱い。


13世代と14世代でちょっとした設計のミスがあり、発売初期の設定だと電圧が凄すぎて基盤が少しずつ破壊されたり、LGA1700のCPUソケットの締め付けが強すぎて高温と合わさりCPU自体が反る、という事件が起きていた。

電圧がそこまで高くならないcore i5以下だと今のところ基盤破壊は大丈夫らしい。

反り問題に関しては、反ってもちょっとCPUクーラーの効きが変わるくらいで、今のところこれといった問題は起きてないらしい。

今はBIOSの修正パッチが来ていて、電圧を控えめにするみたいな対策がされて問題は解決したということになってるけども、

その分性能がマイルドになってるし、作りの問題だから時間が経ったら結局壊れるんじゃないかという疑惑が残っている状態に。

この問題のおかげで信頼度が落ちてしまい、人気にかげりが。

AMD製に絶対的に勝っていると思うところとしては、Intelはマザボ側にピンが付いていて、組み立て時のCPUの破損は意外と起きにくい。

AMDのCPU

※ 色々と書いていますが、実を言うとこっちはよく分かっていません。謎です。


コア数が多く、マルチコア能力が強い。

Gが内蔵グラフィック機能付き、Xは最高の型 のことらしい。

(AMDはグラフィック機能が付いてないのを標準としてるので、機能がある方に文字が付く)

FとかTとか3Dとか色々付いたものがありますが、多分付いてる方が強いです。

例 5700と5700Gと5700Xだと全部同じくらいの性能、と思いきや5700はグラフィック性能なし、5700Gは5700にグラフィック性能を付けたもの、5700Xは普通にワンランク上で強い。

昔は「安い、熱い、値段の割にコア数多い」というイメージがあったみたいだけど、最近はそこまで熱くならないらしい。値段も安いではなくなってる気がする。

Intelの爆熱基盤破壊反り問題だったり、13,14世代とその次のUltraで性能が全然変わらんだったりで、信頼が地に落ちたことにより、最近はAMDが人気に。


名前と型番がややこしくて、どれが新しくて性能が良いものなのか分かりにくいのと、CPUの取り外しの際に、より気を使う必要があるのがRyzen側の欠点かも。

このページを書いてても、AMDとRyzenでどっちにするか適当になっちゃってます。

CPU側にピンが付いていて、CPU取り替え時に固まったグリスをしっかりとねじり切らないと、CPUクーラーにCPUが張り付いて一緒に取れて、ピンが曲がってしまったりという事故が起こりやすい。

通称スッポン問題。

買うものがCPUだけで済まない可能性がある

CPUを新しくしたい場合、CPUソケットが対応しているマザーボードである必要があります。

簡単に言うと、サイズや形が違います。(IntelだとLGA1200とかLGA1700とか、AMDだとAM4とかAM5とか)

今使っているパソコンの、マザボと同じサイズのCPUなら新しく買わなくて済みますが、違うサイズだった場合、マザボも一緒に買い替える必要が出てきます。

そして、マザボを取り換えると、メモリも変える必要がある可能性があります。

頭に入れておきましょう。

メモリ

DDR4とかDDR5とかのバージョン違いがあります。マザボに対応しているものを用意しましょう。

とりあえず16GB、

いくつもブラウザを開いて、動画を同時に5個くらい見たり、複数開いたまんまにしたりする場合は、32GB以上あると良いと思います。

CGを使ったりするアートな作業をする場合は、もっと必要になるかも。

8GBは今の時代だと、流石にちょっと少ないです。

(自分のパソコンだと何もしてない時のメモリ使用量が9GBくらい)


サイズに余裕があればあるほど性能が良くなるみたいなことはなくて、自分が使うサイズが最大容量に収まっていたら問題ないタイプのパーツです。

(SSDとかは、サイズがデカい方がその分寿命が長いし、空き容量が多い方が性能が良くなる)

チャンネル数という概念があって、枚数が多い方が処理が速くなるのですが、多すぎると電力がその分必要だったり、別の問題で遅くなったり故障のリスクも増えたりでデメリットも増えるので、

だいたい2枚で使うのが現代の主流っぽいです。

CPUクーラーの台のサイズ問題

CPUソケットが変わるとサイズが変わるわけですが、CPUクーラーの設置する台(マウント)の部分にも影響が出てきます。

これも対応したものに変える必要が出てくるかもしれないので、覚えておきましょう。

簡易水冷クーラーの寿命問題

簡易水冷クーラーには寿命があって、使っている間に中の液体が少しずつ減っていきます。3年くらいから危なくなってくるらしい。

パーツを光らせるか問題

ファンを光らせたい場合には大体ARGB端子が必要で、マザボがARGBに対応している必要があり、少し良いマザボでないと対応してなかったりします。

一応対応していなくても、別売りの拡張パーツを用意すれば光らせることは可能らしいのですが、光らせたいんだったら、始めから付いてることに越したことはないと思います。

マザボのサイズ

現在の主流のサイズは、大雑把に分けて3種類あります。他のパーツ(電源とかPCケース)のサイズも、これと同じ感じ(大中小)の仕分け方です。

ATX 305mm×244mm

デカい。拡張性は高い。標準価格。デカい。重い。小さいケースだと入らない。

ハイエンドじゃないと気が済まない色々パーツを付けたい人向け。デカい。

利点としては、デカいので用意するPCケースも大きくなり、空いてるスペースが取れて、冷却性能が高まる。

あとは、パーツが干渉しにくい、とか。

最近はmicroATXサイズが主流なのか、電源のケーブルの長さが足りなくて、延長ケーブルが必要になったりする可能性も。

microATX 244mm×244mm

ATXの縦の長さを20%減らして正方形にしたサイズ。少し小さめ。ATXから20%しか縮んでないらしいけど結構違う。値段もそこそこ。変なこだわりがないのならおすすめのサイズ。

ATXのケースでも使えるけど、結構スカスカじゃない?みたいな状態になる。

(主にPCIeの)パーツがわりと干渉する、気がする。とりあえず余裕は少ない。

Mini-ITX 170mm×170mm

ATXの半分くらいのサイズ。小さい。値段が高い。知識があってパソコンをコンパクトにしたい、こだわりのある人向け。

購入編

マザボとCPUは同じ場所で買う

この2つのパーツなのですが、異常が出た際にどっちが原因か分かりにくく、両方とも不具合の確認をして貰いたくなると思うのですが、購入した店が別だと一緒に頼めないので2倍大変です。

値段が結構違うならともかく、少ししか変わらないのなら、同じ店で買っておいた方が助かる可能性があります。

ジョーシンさんはマザボ購入には向いてない

唐突なお店批判!?というわけではないのですが、ジョーシンさんはあまりマザーボードを買うのには向いていなく感じました。

というのも、PCパーツ系は大体のものが修理対象外で「修理の際は修理会社に個人的に申し込んでください」という風に記載されているためです。

他の人のブログとかを見ていると、PCパーツの中でマザーボードが一番初期不良率が高いんじゃないかと自分は思うので、(実際自分のも不具合が出た)

保証が付いていたり交換対応をしっかり仲介してくれるところの方が無難だと思いました。

ジョーシンさんは、普通の家電とかおもちゃ系とか、それこそ壊れにくそうなPCパーツとかなら安くて良いお店なイメージです。

物損保証は付けた方がいい

組み立て中の不注意で起きたとき用の保証ですが、結構おすすめです。

自分はこの保証があっただけで、組み立ての際の緊張感がだいぶ軽減しました。

買う前から不具合が出たときのサポートをしっかり確認しておく

マザボですか、こまかい部品がいっぱい付いているだけあって結構不具合が出るイメージです。

世界中の結構限られてる人数しかやってないはずのブログでも、結構マザボの不具合の報告があったりで、

不具合が出たときのことを考えておいて損はないと思いました。

店によっては、不具合のときの送料を店側で負担してくれたりするところもあるみたいです。

前のPC環境をすぐに処分しない

今回、新しく購入したパーツを組み立てて動いた後、20日ほどしてからマザボに異常が出て、そこから交換までに約1か月待たされました。

最初の1か月くらいは異常が出やすいらしいので、少しの間はサブで使える環境を残しておく方が良いと思います。

まとめると

自作PCは面倒くさいので、予算に余裕があるならBTOパソコンを買った方が保証もあって良いんではないでしょうか。

部分的に購入するつもりが、結局全部買い替える必要が出てきたりします。

自作PCは、すでに完成されたPCの、パーツをちょっと新しいものに変えるくらいの自作度くらいがおすすめだと思いました。

パーツ選びとか「本当にこれで動くのか?」とかの組み上がるまでの時間とか、結構楽しかったけども、人によると思います。

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