CODE VEINをプレイしました

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前置き

今回はダークソウルライクなゲームらしい、CODE VEIN(コードヴェイン)をやってみた感想を残したいと思います。

最初に断っておくと、筆者はこのページを作成している現在ダークソウル系のゲームは未プレイで、コードヴェインがおそらく初なので

「~と比べてボス戦が面白くない」とか「~より面白い」みたいな、そういう感じの比較は出来ません。

というか、どちらが面白いか?みたいな比較は正直あまり良くないと思うので、ゲーム単体での感想だと思ってもらえると助かります。

とは書きつつ、後日「ダークソウルは至高!!フロム産以外は認めない!!」とか言い出したら、その時はなんかすみません。

フロムソフトウェアのゲームはアーマードコアfAが好きです。

良かったところ

思っていた以上に面白かった

例の過激派による「我々が崇拝するゲームと比べると…」といった比較感想爆撃により「なるほどね~」と少し色眼鏡を掛けた状態からゲームを始めたのですが、普通に楽しめました。

死にゲーとは言いつつも、仲間がいるので一度やられただけだとまだ助けて貰える可能性があり、上手く立ち回ればそこから立て直しができるというのは結構面白いなと思いました。

崇拝されている作品は一体どれだけ面白いのか、個人的には気になっています。

キャラクターがアニメ調で可愛い

こういうダークでソウルなゲームは、出てくるキャラクターがリアルでゴツゴツなおっさんのイメージなのですが、今作はアニメや漫画に出てきそうな感じになっています。

全体的にゴッドイーターっぽい

世界感や中二病な感じ、キャラクターの雰囲気、BGM等々、全体的にゴッドイーターぽくて結構楽しめました。

マップに足跡が残るシステムが画期的

このゲームが起源なのかは知りませんが、ミニマップ上に500歩分くらい歩いた場所に足跡が残り(実際には何歩分かは不明、多過ぎず少な過ぎず、な量)

中間ポイントまで行くと、そこまでのマップがすべて開示されるというシステムが、とてもイカしてると思いました。

良くなかったところ

必殺技がなかなか出ない

例のゲーム風に言うと「バックスタブ」的な要素がこのゲームにもあり、相手の背後から攻撃を仕掛けると必殺技が出るのですが、見つかっていない状態でしっかり背後から狙っても全然出せませんでした。

クリア後に上手い人のプレイ動画をみて動画内で「このゲームのバックスタブは範囲が狭いんだよねー」みたいな事を言いながらバンバン技を出してるのを見て「自分がやってたゲームと違うゲームやってる…」と結構衝撃でした。

さらにもう一つ、「強攻撃の追加攻撃で必殺技が出る!」みたいなテクニックもあったのですが、そっちの方も説明が難しくて出し方がイマイチ分かりませんでした。

パリィのタイミングが…

本家をやっていないので「元祖もこうです」と言われたら納得してしまうのですが、敵の攻撃を弾き返す行動(パリィ)がボタンを押してから0.4秒後くらいに発動します。

(左手をぬんって感じで盾のように突き出して伸び切った時だけ防ぐ感じ)

しかも全体の動きが1.8秒くらいあり、弾くとき以外無防備。

出るのは遅いし弾けるのは一瞬だけなのに隙だらけだし、使いにく過ぎて衝撃でした。

あちこちに居るザコ敵の大振りの攻撃を受け止める事しか出来なくて(しかもたまにミスる)自分には使いこなせませんでした。


ついでに書いておくと、敵の攻撃で受け流せる技が少ないのか自分が下手だったからなのか、どっちか分からないのですが、ザコ敵の隙だらけな攻撃以外ではパリィが成功しませんでした。

もしかしたらボス等のデカい奴らや、強い攻撃は受け流せない仕様だったのかもしれません。

出てくる言葉がわかりにくい

ブラッドコードを選択〜

だったり

レヴナントがロストした~血英を回収しよう

だったり

いちいち出てくる単語が何を言ってるか良く分かりませんでした。(内容はうろ覚えなので間違ってるかも)

まあ、あの世界観で

キャラの戦闘スタイルの選択〜

だったり

吸血鬼が闇落ちした〜お前ちょっとその闇落ちしたやつが落とした心のカケラを読んでみてくれ

みたいな喋り方をされても何か違う気もしますが、もう少し分かりやすい雰囲気の言葉にして欲しかったかなとは思いました。

第一に「吸血鬼って書いてレヴナントってなんだよ!」っていう。

せっかく真剣にキャラを作ってもマスクでほとんど隠れる

「キャラクリエイトで格好いい、可愛いキャラが作れる!」は良いと思うのですが、ほとんどの場面ででっかいマスクをしていて顔の半分くらいが隠れます。

個人的には「マスク無い方が良いのに…」と思いました。

ところどころ入る回想が長い

このゲームは主人公が、拾った記憶の欠片で追体験をしてその持ち主の力を手に入れて強化されていくというゲーム性なので、ちょいちょい誰なのか分からない人の回想が入ります。

作品の肝な部分な気がするのですが、死にゲーというゲーム性と正直合っていなく感じました。

この回想、続きが気になる話をぶつ切りで流してくるのですが、続きはマップを隅々まで探さないと見つからなくなっています。


しかも、無駄におしゃれな演出をしていて、簡単に説明すると博物館みたいに、人型の銅像のようなものが話の内容の状態で展示されていて

そこを展示物を見る、みたいな形で歩かされます。

半分くらいの記憶の欠片はモブキャラの回想なのですが、

そもそも誰かわからない仲間でもない人物の(しかももう死んでる)悲しい内容の追体験をしても面白くないという事と

この展示物鑑賞が強制で歩き状態にされる上に、真っ直ぐの道ではなく、その部屋の内容が終わると次の道が現れるという感じで

(壁が無くなる、扉が開く、急に道が出来る、床に穴が開く等バリエーションが豊富)

どこに次の道が出るかわからないので、ストレスがマッハでした。

さらに、その欠片の話が終わって回想部屋から出る際に結構長い階段を毎回歩いて登るのですが、

いかにも何かありそうな雰囲気なのに特に何もなく、つまりここで歩かされるのは完全に無駄という事になります。


もっと書いてしまうと、本編の途中で何故か1回だけムービー仕立てで回想が流れるシーンがあるのですが、

固定画面なのでとんでもなく見やすく、歩かなくても勝手に最後まで見させてくれるので話に集中でき、内容も頭に入ってきやすく

「なんで全部これにしないの?」と不思議に思いました。

スリップダメージでの減りがすごい

ゴッドイーター2のマガツキュウビ戦で「最大体力を削ってくる攻撃」をされた時にも思ったのですが、

ここのスタッフはスリップダメージ(じわじわ減るあれ)を甘くみてる気がします。

砂漠の砂場でMPが吸われる、みたいな仕掛けがあるのですが、数秒で空にされます。

マップでのダメージもスゴイ

上と似たようなもので、火柱が出るマップがあるのですが、ダメージがとんでもない上に、たまにハメて来ます。

エンディングの分岐が分かりにくい

死にゲーで1回クリアするのも一苦労な作品ですが、エンディングの分岐の条件が、中盤辺りからのそれぞれのボスを倒す前にちゃんとそのボスキャラの記憶を集めているかどうか、というもので

探しものが苦手な自分としてはキツイものがありました。

というか、1人目では出て来た選択肢(たまたま記憶が揃ってて出た)が、2人目の時には出てこなくて「このゲーム、分岐要素あったの!?」という衝撃を受けました。

どちらとも言えない

マルチプレイが…

実はマルチプレイが出来るみたいなのですが、あまり評判は良くないみたいです。自分はマルチプレイを利用しなかったので、本当のところどうなのかは謎です。

ボスの動きが…

ボスの行動に結構隙がなく、動きも速くて仲間が居るのを前提にしているように感じました。

どうやら例の組織的には、こういった部分も結構気に食わないみたいなのですが、個人的には「仲間が居るしまあ少しくらい動きが理不尽でも良くね?」と思いました。

城が酷い

他の人の感想を見ていると、白い城のマップが分かりにくすぎて酷すぎるという意見が多くて

確かに終始見た目がほとんど同じで、道がよく分からなかったのですが、個人的にはそこまで気にならず、むしろ自分は面白いマップだなとすら思いました。

まとめ

という事で、コードヴェインをやってみた感想でした。

このジャンルのゲームはどのゲームの感想を見ても、なぜか謎の勢力により毎回比較されていて、比較相手を遊んだことがないのでイマイチ参考にならないのですが

この作品はつまらないと言えるほど酷いものではなかったかなと個人的には思いました。

投げ出さずにクリアするまでしっかり遊んでしまいましたし。

しいて言うなら、このジャンルでストーリーがちゃんとしていられると、結構疲れるんだなと感じました。

とりあえず、わりと好きな感じのゲームでした。

追記

実は少し時間を開けてから遊んでみたところ、ラスボスに全く勝てなくなっていて「こんな強かったっけ?」と思ったのですが、パートナーをヤクモに変えてみたら明らかに被ダメも与ダメも良い方向に変わり、1回で勝ててしまいました。

このページのまとめまでの感想を書いていた時は全く気付かなかったのですが、思った以上に仲間のキャラ差があるみたいです。

という事は、連れていく仲間を変える、何なら連れて行かなければ、意図的に難易度を変えられるじゃん!と思いました。

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